ハーレムマンション 僕と美人妻たちの秘蜜な昼下がり

果たして、洋介の期待通り、まなみは目もとまでを真っ赤に染めながら、細い顎をこくんと縦に振った。

「たっぷりと、可愛がってね……」

両腕を広げ、蕩けんばかりの表情で洋介を迎えてくれている。確実に増した美女オーラは、もはや後光が差しているような気さえした。

洋介は、くつろげられたままのジーンズをパンツごと脱ぎ捨てると、四つん這いになって再び女体へと取りついた。

丸みを帯びた腰部に手を這わせ、滑らかな肌、濡れ絹のようなしっとりとした触り心地を掌に焼き付けていく。

ウエストで急激に絞られたラインは、まん丸な輪郭を描く尻肉へと官能的な曲線美を形成している。みっしりと中身が詰まった左右の臀朶は、漆黒のビキニに包まれて横に大きく張り出していた。さらに下に目をやると、カモシカのようにすんなりと伸びた脚が、しどけなく横たわっている。ムチムチの白い太ももが、いかにも熟れた女性の艶めかしさを思わせて、特に目を惹いた。

「まなみさん。これ脱がせるよ」

うっとりと見惚れながら、ビキニに手をかけた。

股ぐりの部分には、縦状のシミがついている。そこから立ち込めているのは、濃厚な牝の臭気。洋介を居ても立っても居られない気持ちにさせる熟女フェロモンが、もうもうと分泌されているのだ。

「ああ、まなみさん。もう濡れているのですね……」

薄布を一気に引き下ろすと、まなみは恥ずかしげに両手で顔を覆った。

ついに生まれたままの姿となった未亡人は、目も眩むほど美しく、そして、どこまでも淫靡だった。おんな盛りの熟成美が、爛漫に咲き誇っているのだ。

かつてのアイドル女優は、やはり、ねっとりと蜜を滴らせている。わずかに覗き見えるピンクの花びらが、てらてらと光り輝いている。饐えたような酸性の臭気に、上品な甘さを加えた牝臭が漂うのも、その証拠だった。

「なんて美しいんだ! そして、なんてエロいんだ!!」

すらりと伸びた白い脚がくの字に折られ、付け根からゆっくりと左右に開帳していく。洋介を迎え入れるための配慮だろうが、羞恥を滲ませる上半身とのギャップがすごい。

「えっ? ああ、そんな……」

悲鳴にも似た恥じらいの声が、朱唇から零れ落ちる。楚々とした開脚では満足できずに、洋介は膝の裏に両手をあて、太ももをM字に割り開いたのだ。もちろん、まなみの全てを脳裏に焼き付けるためだ。

太ももの裏、尻朶は抜けるように白いのに、内ももの付け根から露出した女唇は、新鮮な純ピンクだった。ふっくらと唇のように肉が盛りあがり、無数の皺が繊細な模様のように走っている。女唇とその周辺にまばらに短い恥毛が点在し、丘を飾る恥毛は洋介の剛毛とは違い、柔らかく縮れていた。

ぽってりとした二枚の肉花びらが、短い舌のように伸びて、膣口の縁を艶めかしく飾っている。

指先で摘み、菱形に押しひろげると、つんと鼻腔を刺激する生臭い女臭が押し寄せてきた。

「ああん、洋介くぅん……」

女陰を覗き込まれ、まなみがむずかるような声をあげた。けれど、その太ももの付け根は、この瞬間を待ちわびていたかのようにしとどに濡れそぼっている。

まるで食虫植物が、獲物をおびき寄せるような妖しさに魅入られて、洋介は股間の空いたスペースに身体を滑り込ませた。

「洋介くん、来て……」

フローリングに仰向けに寝そべるまなみが、蠱惑的な眼差しで洋介を誘った。

前後不覚のまま、すぐにでも暴発しそうな勃起肉を、ふっくらプリプリの肉厚花びらにあてがった。

猛禽のひなが餌を啄むように、猛り狂った怒張で、淫裂のいたるところをやみくもに突く。亀頭粘膜でずずずずっと、恥裂を擦ると花びらがまとわりつき、愛液が肉塊にまぶされる。

挿入れますっ」

ひくひくと震える入口を腰の微修正で探り当て、正常位で挿入を開始した。

「はうぅんっ!」

クチュンとぬめった感触が亀頭に伝わる。熱い粘膜に切っ先を包まれ、それだけで腰が痺れるほどの快感がこみ上げてくる。

「先っぽが挿入はいった。これだけでも最高に気持ちいい!」

「ああん、早く奥まで挿入れてぇ……まなみ、奥に欲しいのぉ」

「うん、行くよ!」

左右の膝を掴み、慎重に腰を突き出した。真っ赤に膨れ上がった亀頭が、温かなうねりの中に呑みこまれていく。

「うわああっ、なにこれ。おちんちんが吸い込まれるっ」

肉襞が蠢くように吸いつき、奥へ奥へと誘われる。膣全体が、別の生き物であるかのような錯覚を覚えた。貫いているのではない。呑みこまれているのだ。

「そう、ああ、いいの、そのまま、奥まで、もっと、もっと奥までよ……あぁ、すごいっ」

こちらを見上げる瞳が潤みを増し、頬がバラ色に染まっていく。激しくなった呼吸に、悩ましくも大きな乳房が波打っている。

「ああ、すごい。本当にすごいよ! おんなの人のなかって、こんなに気持ちいいものだったっけ……?」

洋介は、まるで童貞を喪失した時のような感動を覚えていた。

ぬるんとぬかるんだ膣道が、侵入する洋介を、これ以上ない収縮で迎えてくれている。みるみる感覚を失っていく己が性器に戸惑い、あわてるも、それでも洋介は、腰の押し出しを止めようとしない。とにかく、挿入しきるまで、射精だけはしないつもりだ。

「あはあんっ!」