ハーレムマンション 僕と美人妻たちの秘蜜な昼下がり

「っく! うぐぐわああぅっ!!」

洋介とまなみは、仲良く呻きをシンクロさせた。

じわじわ沈んでいく勃起に、二人のくさむらが少しずつ近づいていく。思った以上に快感が強いし、久しぶりなはずの未亡人に苦痛を与えたくはないから、とにかくゆっくりとしか腰を動かせない。

ようやく肉幹のほとんどを沈めた洋介は、根元まで埋めるため、最後に腰をクンッと押し込むようにして、緊結の度合いを高めた。その動きが、まなみの最深部を抉り、竿先で子宮をギュンと押し上げた。

「ほうぅっ!!」

洋介の魂を鷲掴みにする悩ましい艶声。勃起をきゅきゅっと喰い締めてくる極上の膣肉。発情しきったアイドル熟女の嬌態に、そう長くはとどまれない予感があった。

挿入の摩擦だけで、漏らしそうになったのを、切り抜けただけでも奇跡に近い。まなみからの「いっぱい可愛がってね」との言葉が、かろうじて洋介を踏みとどまらせた。

しばしの間、苦しげな二人の吐息だけが居間に響く。

菜緒の肉体がうまみの強いタイのようであれば、まなみはまさしくトロであり、しかも濃厚な味わいの大トロに違いないのだ。

「洋介くん、逞しいのね。挿入されただけで、軽くイっちゃったわ」

しきりに膣肉全体が蠕動している。本能的にヴァギナが受精を求め、洋介に射精を促してくる。それは、まなみの子宮が「わたしだけイクのはいや」と訴えているように感じられた。

「ゆ、夢のようです。高野アンナとHしてるだなんて……」

「うふふ。わたしも背徳的な気分よ。ファンの男の子としちゃっているのだもの」

まなみの両手が、洋介の身体を愛しげにまさぐる。腹や胸、そして腰へと蠢く白指に、肉竿を胎内で、びくんびくんと跳ねさせた。

「ほうぅ……」

優美な柳眉が悩ましく歪み、甘い吐息が朱唇をつく。細腰が揺れはじめ、洋介は困ってしまった。

「あぁ、だめだよ。まなみさんっ、う、動かないでください!」

わずか数センチ単位の摩擦にも、鋭い衝動が背筋を駆け抜ける。体中に鳥肌が立ち、太ももやふくらはぎがビクビクっと痙攣した。

「あん、ごめんなさい。もう、出ちゃいそうなのね? うふふ、じゃあ、洋介くんが大丈夫になるまで、このまま、じっとしていようか……」

「す、すみません」

だが、動かずとも、まなみの肉襞は、まるで独立した生き物のように、勃起を締めつけ、くすぐり、刺激してくる。おまけに目の前には、夢にまで見た乳房が、真っ白な肌や薄茶色の乳首を、惜しげもなく見せつけているから、洋介の気持ちは、鎮まるどころか昂るばかりだ。

「あ、あぁ、このままじゃ、で、射精ちゃう!」

「いいのよ。洋介くん無理をしなくても。わたしのなかにいっぱいだしてちょうだい」

まなみの優しい言葉が胸に染み入る。

「判りました。じゃあ、動かしますよ」

アイドル女優と肌を交わす感慨もそこそこに、洋介は腰を動かしはじめた。

「あはぁっ! あうっ! んんっ!」

洋介同様、まなみもまた、十分以上に性感を煽られてきたせいか、飽和状態に近づいていたようだ。あられもない嬌声が次から次に、朱唇から零れだしている。

(ああ、高野アンナが僕のおちんちんで感じている。セックスしている時、アンナってこんな貌をするんだ……超色っぽいよぉ!)

透き通る頬に乱れ髪をほつれさせ、朱唇をわななかせる風情が悩ましい。苦悶とも喜悦ともつかぬ表情をのけ反らせ、熱く喘ぎをつのらせるまなみは、濃艶な美しさに充ちている。

「まなみさん、大丈夫? 辛くない? 痛くありません?」

案じる言葉とは裏腹に、腰の動きを大きなものへと変化させていく。

「すみません。でも、でも僕……。ぐっあぁっ、な、何? おま、おま○こが、喰い締めて……るぅ!」

肉襞がすがるように肉塊にまとわりつき、きゅうきゅうと締めつけてくる。極上の肉体にやるせなくなった洋介は、まろやかなヒップを両手で抱くと、前後に激しく揺さぶりはじめた。

「ああんっ、洋介くんっ……それ、すごい……おちんちんが、届いてるうぅっ!!」

できるだけ深くヴァギナに収めたくて、太ももを両脇に抱え、宙に浮いた尻をグッと引き寄せ、ズンズンと肉棒で串刺しにする。やわらかくも肉感的な裸体がぎゅんとのけ反って、美しいアーチを描いた。

ごつんと奥の壁に亀頭があたる手ごたえ。くいっと腰を捏ねるようにせり出して、ごりごりと鈴口を奥底に擦りつける。

「ひうん……あ、ああ……ふぬぅ…あはあああああ」

ぐいぐいと細腰を引きつけ、たっぷりと子宮口を擦ったあと、ずぶずぶずぶっと一気に引き抜く。衝撃で、豊かな乳房がゆさゆさと波打った。

「ああ、すごい! もっとよ! もっとちょうだい。まなみの奥に、奥にズンってして……」

むちむちの女体が、突き抉りの衝撃に、艶めかしくぷるんぷるんと揺れる。そのたびに、たまらない淫波を浴びるまなみは、端正な美貌を淫らに歪ませている。それでもなお、上品さを失わずにいられるあたりが、かつてトップ女優に昇り詰めた所以かもしれない。

「まなみさん……ああ、まなみさん……アンナ……アンナぁ!」

激情に突き動かされ、立て続けに律動を送る。

女体の蠢きが熱狂的となった。まるで電気をあてられているみたいだ。痺れるような快感に、もう一時もじっとしていられないのだろう。