ハーレムマンション 僕と美人妻たちの秘蜜な昼下がり

「うそっ! 私、洋介くんにあそこの匂いなんて嗅がせたことないわ」

「でも、綾香のフェロモン臭は変わらない。甘くて切なくて、ちょっぴり酸味があって……。まあ、さすがにここは、ダイレクトすぎて、大人の匂いが濃いけれど……」

「いやあん。もう、洋介の助平っ!」

身悶えして、しきりに恥じらう綾香。その姿が見たくて、口ではそう言ったものの、実際の匂いはバニラエッセンスに、フルーティな酸性を加えた程度で、汗ばんでいる割に饐えた感じはしない。不快感などまるでなく、洋介の性欲を高めるばかりの匂いなのだ。

「うあああっ、恥ずかしがると、エッチっぽい動物性の酸味が増してきた。なんだか、匂いでおちんちんをくすぐられているみたいだ!!」

再び、洋介はショートパンツの船底に鼻先をぐりぐりと押しつけた。ムチムチほこほこの太ももを撫で回しながら、鼻先を振動させて股間に擦りつける。

「あううううっ……そ、そんなことされたら、匂いが滲み出てきて当たり前よぉ!」

洋介の髪の中に甘手が差し込まれ、しきりに頭皮を刺激される。

「あうん……ああっ、あっ、だめよ、私、敏感になっちゃうぅ……」

「ああ、僕もたまらない。もっと、直接、ここの匂いが嗅ぎたい。綾香のおま○こ、舐め舐めしたい!」

興奮状態の洋介は、ショートパンツの前ボタンを手早く外すと、ファスナーを一気に下げた。細腰にへばりつく網タイツのゴムに手指を掛け、ショートパンツごと剥いていく。

綾香は、わずかに腰を浮かせてショートパンツが通り過ぎるのを待ち、今度は、長い脚を天に突き上げるようにして、網タイツを抜き取りやすいようにしてくれる。

「うわああ、綾香の脚、きれい!」

綺麗以外の形容が見当たらないくらい完全無欠の美脚。滑らかな脚線に、手指を這わせると、大理石のようにツルスベだった。

爪先をきゅっと天井に向けると、子供を孕んだ若鮎のようなふくらはぎが、躍動して引き締まる。

左右に丸く大きく張り出した腰部は、いかにも女性らしく豊かで、悩ましいほどの腰つき。並みの女性の乳房ほどもやわらかいと思われた太ももが、艶光りして直接触れられるのを待ちわびている。

「すごい。すごい。本当にきれいだ」

人魚姫を髣髴とさせる下半身に、大感動の洋介は全身に震えが来ている。

こうなれば、天女のような下腹部に残された最後の薄布も早く脱がせたい。けれど、洋介は、はやる気持ちを必死で抑えた。

「綾香が今穿いているこのパンティももらえる? たっぷりとHな匂いが染みついたやつ。いいよね?」

我ながら変態じみていると思わぬでもないが、欲しいものは欲しいのだ。菜緒やまなみには決して頼めないことも、口に出してしまえるのも綾香の魅力だった。

真っ赤にさせたややしもぶくれ気味の頬が、案の定、従順に縦に振られた。

「本当に? やったあ!」

子供のように歓んで見せてから、またしてもニンマリと微笑む。目をいやらしく三角にさせて、顔を股間の至近距離にまで運んだ。

「せっかくだから、綾香のHな匂い、もっとたっぷり染みつけさせてね」

人差し指を一本、ぴーんと伸ばし、パンティの船底に押しつけると、クレヴァスの位置を探るようにして、ゆっくりとなぞり上げた。

「ひううう……むっんん……」

びくんと、艶腰が跳ね上がった。漏れかけたシルキーボイスを、綾香は人差し指を咥えて抑えている。

小さな鼻翼が、愛らしくふくらんでいる。柳眉が八の字を描き、日本的な美貌が、この上なく扇情的な印象に変わった。

「本当に、Hな匂いがむんむんしてくる。この匂いを全部、パンティに移さなくちゃ」

薄布がWを描くくらいに、縦割れに指先で食い込ませる。なおもしつこくあやしていると、ついには恥裂を透けさせるのではと思えるくらい、モカ色にシミがくっきりと浮かび上がった。

「うわあ、パンティがいっぱいお汁を吸ったよ。ほら、判る?」

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濡れシミを指で押すと、じゅじゅわああっと愛液が滲むほど、綾香の股間は濡れ濡れだ。

パンティを押しつけられて、ひしゃげている花びらのあたりを、人差し指と中指でV字をつくり、その爪の先でカカカカっと掻き毟る。敏感な部分であることは承知している。決して、痛みなど与えぬように、繊細なタッチで爪を立てた。

「あふんっ……ふむううぅ、はふうう、はひいん……ぬふう、ふああああっ」

清楚を絵にかいたような綾香に、薄布越しとは言っても、恥裂を引っ掻かれる経験など皆無であろうことは想像に難くない。

パンティに食い込まれて身体を痺れさせるのも、羞恥を煽られてたまらないはずだ。

それでも綾香は指を咥えたまま、洋介の悪戯を耐えようとしてくれている。そんな彼女だからこそ、洋介は劣情を刺激されて、加虐的に獣欲を露わにしてしまうのだ。しかも、綾香がどんなに乱れるのをこらえようとしても、成熟した果実のような女体からは、淫靡な反応や官能の香りが、とめどなく溢れ出してしまっている。

「ああ、待って……お願いそんなことしないでぇ」

ついに綾香が音をあげたのは、洋介がパンティの濡れシミに、直接鼻先をつけたからだ。

パンティごと鼻梁をクレヴァスに埋め込むつもりで押しつけているから、悲鳴をあげるのも当然だった。しかし、興奮しきった洋介には、制止の声など届かない。