恥ずかしそうにしながらも股間から手を離した少年を見上げ、熟妻は熱い吐息をこぼした。疼きを増す蜜壺に、腰が妖しくくねりそうになるのを抑え、右手で肉竿の中ほどをやんわりと握りこんだ。鋼のような硬度と、指腹を焼く熱にまたしても腰が震えてしまいそうになる。
「くはッ、あぁ、千佳子、先生……」
「はぁン、すっごく硬くて熱い。すぐに私の胸で楽にしてあげるわね」
膝行し、拓実のペニスとの距離を縮めた千佳子は、ユッサユッサと揺れている柔乳の谷間に、硬直を迎え入れた。
モニュッ、Gカップのたわわな肉房の間に強張りを挟みつけ、左右から乳肉をグッと寄せ乳圧を高める。すると、漲った肉棒が柔乳を圧しやるように食いこんできた。
「ンおぉ、す、すっごい! 本当に僕のが、千佳子先生のオッパイに挟まれてるぅぅ」
「うぅン、はぁ、硬いわ。それに、凄く熱い。秋山くんのオチンチンで、私のオッパイ、溶かされちゃいそうよ」
「先生、僕、本当にすぐにでも、出ちゃいそうですよ」
「いいのよ、出して。さっきは寸前でお預けしちゃったんだもの。今度こそ我慢せずに、たくさん出してちょうだい。私も精一杯、協力するから」
拓実を見上げた千佳子は、甘い吐息混じりに頷いてやった。
豊乳を外側から押し寄せつつ、ゆっくりと上半身を上下させはじめる。
逞しい強張りが乳肌をすべるたびに、ヂュッ、クチュッ、張り詰めた亀頭先端から漏れ出した先走り液が潤滑油となり、艶めいた摩擦音を立てた。
(はぁン、本当に凄いわ。こんなにパンパンに張り詰めたオチンチン、初めて。こうしてオッパイでこすりあげているだけで、ほんとに私のお乳のほうが熱で溶かされちゃいそうだわ。それに、谷間から先端が顔を覗かせたときに漂ってくるこの匂いも強烈で、あそこがジンジンと痺れてきちゃってる)
熱くて硬い少年のペニスが乳谷を往復するたびに、千佳子の熟れた性感もどんどん敏感になっていた。亀頭の先端がちょこっと顔を覗かせた瞬間、それまで抑えこまれていた若い牡の精臭が一気に鼻腔を衝き、牝の本能が熟襞を蠢かせてしまう。
「おぉぉ、先生、き、気持ちいい……。柔らかくて温かいオッパイに包まれているだけでも最高なのに、くぅぅ、そのオッパイでこすられていると、はぁ、天にも昇る気持ちよさですぅ」
相当の快感を得ているのだろう。柔らかな乳肉に埋まるペニスが、ビクン、ビクンッと小刻みに跳ねあがっているのが、はっきりと伝わってきている。
「あぁん、嬉しいわ。こんなおばさんのオッパイでそこまで悦んでもらえるなんて、いいのよ、出して。私のオッパイに秋山くんのミルク、いっぱいかけてちょうだい」
母性よりも淫声の強くなった表情で少年を見上げた千佳子は、むっちりとした太腿同士をこすりつけ合っていた。ストッキングのなめらかさが作用し、少し強めにこすりつけ合っても、熟腿はスムーズにこすれ合う。
チュッ、ンチュッ、薄布のクロッチがよじれ、濡れた秘裂が妖しい蜜音を漏らす。
(あぁん、いいわ。こんな小さな刺激なのに、私の身体、信じられないくらいに感じちゃってる。でも、まだ物足りない。もっと、もっと刺激が欲しい)
射精寸前でお預けを食らった拓実同様、千佳子自身も自慰の途中で少年があらわれたことで、中途半端な燻り状態がつづいているのだ。それだけに、身体の反応も顕著となっていた。
「せっ、先生、僕に千佳子先生のあそこ、気持ちよくさせてくッ、ください」
「えっ!? ──あっ、あんッ」
あまりに突然な、そして直截な言葉に、千佳子は潤んだ瞳を見開き、拓実を見上げてしまった。すると少年は切なそうな表情を浮かべながら、一歩後ろにさがり、いきり立つ強張りを乳谷から抜いてきた。先走りでぬっちょりと濡れたペニスが、裏筋を見せた姿で露わになる。
「えっと、これで……。このニンジンで、先生のあそこ、グリグリさせてください」
周囲に目を走らせた拓実は、冷蔵庫に近い位置の棚に一本だけ取り残されたニンジンに目を止めると、小走りでそれを掴み取り、千佳子に突きつけてきた。そのニンジンは、料理教室前に、熟女講師が自慰に使っていたものに間違いない。
「だ、ダメよ、そんなこと。秋山くんに気持ちよくなってもらうためにしてるんだもの。さあ、もう一度、私のオッパイにオチンチン、挟んできて」
「でも、千佳子先生も中途半端なんですよね。だって、さっきから先生、エッチに太腿をこすり合わせてるし、それに、クチュって音も僕のところに……。だから……」
欲望が切迫していることが分かる表情ながら、拓実の真っ直ぐな瞳が、空閨を託っていた四十路妻の心を激しく揺さぶってきた。肉洞の奥が、ニンジンではない、もっと熱く逞しいモノを求め、蠕動してしまう。
(あぁん、この子、本当に私のことも考えてくれているんだわ。そうじゃなければ、あのままオッパイに射精すればよかっただけだもの。でも、そんなこと、いくら構ってもらえていないからって主人以外の男性に、それも高校生の男の子になんて許されないわ。それなのに私の身体、どうしてこんなに反応してるの)
「先生、お願いします。僕、絶対、誰にも言いません。秘密は守りますから」
「わっ、分かったわ。でも、今日だけ。一度だけよ」