双乳をギュッと鷲掴むようにした少年が、メチャクチャに腰を突きあげてきた。その予測不能な突きあげが、空閨を託ってきた熟女には想像以上に効いた。熟乳を掴む拓実の両手首を掴みながら、呼応するように腰を揺すりつづける。
(拓実くん、童貞ではなかったみたいだけど、経験はそんなにないのかもしれないわね。でも、この荒々しさが、たまらなく気持ちいい)
「はぁ、先生、先生……」
ズチョッ、ぐちゅっ、ンヂュッ……。卑猥な摩擦音が一層大きくなり、千佳子の上半身が不安定に揺れ出す。
「いいわ、とってもいいの。あぁん、久しぶりだから、十年ぶりだから、私、うンッ、そんな激しく突かれたら、はンッ、もう、イッちゃいそうよ」
「イッてください、千佳子先生。僕のこれで、くぅぅ、僕も、もうほんとに、ぐッ、出ちゃい、そうなんです。だから、一緒にぃぃぃ」
「ええ、イキましょう。一緒に、うんっ、膣中に、拓実くんを私の膣中に、いっぱい出してぇぇぇ」
「ンおぉぉぉ、先生、千佳子、先生」
愉悦の咆吼をあげながら、拓実がさらに腰の突きあげを激しくしてきた。
まるでロデオをしているように、千佳子の上半身が不安定に揺れ動く。笠を広げたカリが力強く膣襞をこすりあげ、脳内にピンクの花が一斉に咲き誇る。
「はンッ、いい、拓実くんの硬いのが、あんッ、深くまで、突き刺さってきてる」
「あぁ、先生の熱々のオマ○コのウネウネが、さらに絡みついてきてるよぅ」
「だって、拓実くんの、本当にいいんですもの。うンッ、硬いのでズリズリされていると、はンッ、意識が飛んじゃいそうなの。あぁ、ダメ、私、ほんとにもう、ッちゃぅ、あぅン、イッ、イクッ、いく、イッぐぅぅぅ~~~~~ンッ!」
「ンほぅ、あぁ、先生、ダメだ、僕も、出るっ、おぉ、出ッりゅぅぅぅぅぅッ!」
千佳子が絶頂の痙攣に見舞われた直後、膨張しきっていた亀頭がついに弾けた。
ドビュッ、ズビュビュ、どぴゅっ、ドクン、ドピュン……。
「来てる。拓実くんの熱いミルクが、私のお腹の中で、元気に暴れまわってるぅぅ」
「あぁ、千佳子先生、僕、ぼく、はぁ、出る、まだ、出ちゃいますぅ」
「いいのよ、出して。拓実くんの濃厚ミルクで、渇いた子宮を潤して」
(はぁン、拓実くんの熱い精液が、子宮にいっぱい届いてる。主人以外の精液なんて、いけないことなのに、なのになんで私、こんなに満たされてるのぅ)
逞しく脈動をつづける強張りをガッチリと肉洞に咥えこんだまま、千佳子はガックリと拓実の上に上体を倒していった。すぐさま、少年の両手が背中にまわされてきた。
「ンほっ、おぉ、また、先生の大きなオッパイが、僕の胸板で潰れてるぅ」
「あんッ、すっごい。拓実くんのオチンチン、また私の膣中で、跳ねあがった」
「それは、千佳子先生の身体が、素敵すぎるからですよ」
「もう、本当にいけない子。私をこんな気持ちにさせるなんて。──チュッ」
恍惚感に満ち溢れた中にも、真摯さを覗かせる拓実の視線に、四十路妻の背筋がまたしてもゾクッとしてしまった。それを押し隠すように、千佳子は拓実の唇に、朱唇を重ね合わせていくのであった。
第三章 美しすぎる若妻の葛藤
─ 1 ─
「ウチの亭主なんか、家にいてもなんにもしないのよ。一日中ダラ~としちゃって、邪魔で仕方ないわよ」
「そんなのどこも一緒よ。亭主元気で留守がいいとは、よく言ったものよ。あら、秋山くん、ずいぶん手つきがしっかりしてきたじゃない。先週の居残りレッスンの成果」
八月十日すぎの火曜日の午後であった。この日も拓実は料理教室に来ていた。
先週、魅惑の居残りレッスンを受ける直前の会話の通り、初体験相手の坂下晴恵は不参加である。そのためこの日は、五十代のベテラン主婦二人、若妻の森口悠里の三人と同じ調理台を囲んでいた。
「はい、少しずつですけど、慣れてきましたから」
(まあ、居残りレッスンは、まったく違うレッスンを受けちゃったから、包丁の使い方は家での自習の賜だと思うけど……)
今日のメニューは、「白身魚の甘酢あんかけ」。いまだに危なっかしさは残るが、以前に比べれば慣れた手つきで、カラスガレイの切り身を一口大に切り分けていく。
「時間はあるから、ゆっくり、慎重にやりなさいね」
おしゃべりに興じている五十代の奥様方は、話しながらも手際よくカラスガレイだけではなく、タマネギ、ピーマンと黄ピーマンの乱切りも終え、いまや甘酢あんに加えるニンニクのみじん切りに入っている。
「そうですよ、秋山さん。この前みたいに、指を切られちゃったら、こっちがビックリしちゃうんですから」
「はい、すみません。気をつけます」
涼しげな白い麻のワンピースを着ていた悠里が、美しい相貌に癒しの微笑みを浮かべ話しかけてきた。ベテラン主婦ほどではないが、それでも二種類のピーマンを切り終え、ニンニクに手をのばしている。頬に赤みが差すのを感じつつ、頭をさげた。
(やっぱり、悠里さんの綺麗さは群を抜いているなぁ。晴恵さんみたいな妖艶さや、千佳子先生ほどの母性はないけど、それでもこの美しさは別格だよ。それにスタイルだって、やっぱりよさそうだし)
Aラインのピンクのエプロン。その下に隠された乳房は、やはりそれなりの大きさを誇示しているように見える。少なくとも、晴恵よりは大きそうだ。