人妻フルコース~熟れ頃・食べ頃・味見頃~

恍惚の表情を浮かべる少年に、晴恵がハスキーボイスで答え、悠里を促してきた。

小さく頷き、若妻は拓実の前に膝行していく。先走りで全体がテカリ、卑猥な匂いを漂わせるペニスに、またしても腰が震えてしまった。

「ゆ、悠里さん」

「上手くできないかもしれないけど、我慢してね」

千佳子がそうしていたように、双乳の側面に両手を這わせ、弾力の強い乳肉の感触を手の平に感じながら、悠里はさらに膝を進めた。下腹部に貼りつきそうな強張りを若乳の谷間に招き入れていく。

「ンほぅ、あっ、あぁ、すっごい。悠里さんのオッパイ、弾力が強いから、くッ、僕のが、押し潰されちゃいそうな感じもあるぅぅ」

「あっ、こんなに熱い、なんて……。千佳子先生がおっしゃっていたように、オッパイのお肉が、拓実くんの硬くて熱いオチンチンで溶けてしまいそうだわ」

Fカップの谷間にすっぽりと包まれたペニス。そこに向かって乳圧を高めると、グニュッと若乳が強張りの形でひしゃげていく。初めて乳房で味わう屹立の熱さと硬さに腰骨は震え、子宮には新たな鈍痛が襲った。

「千佳子先生がしていたみたいに、上半身全体を使ってこするか、オッパイを互い違いに揉みあげて、刺激を加えてあげるのよ」

「は、はい、やってみます」

晴恵の妖しい囁きに導かれ、悠里は弾力ある乳肌に這わせた両手で谷間への圧力を加えたまま、膨らみを捏ねるように揉みあげていった。チュッ、クチュッ、粘ついた淫音が瞬時に谷間から漏れる。

「くはッ、あぁ、悠里さん、くッ、いい。悠里さんのオッパイ、ほんと張りが強いから、くぅぅ、そうやってちょっとこすられただけで、僕、はぁ、出ちゃいそうです」

「いいよ、出して。悠里の胸で、いっぱい気持ちよくなって」

少年の喜悦の声が、悠里の母性と淫性をくすぐった。潤んだ瞳で拓実を見上げながら、豊乳を互い違いに揉みあげ、逞しい肉鑓を若乳でこすりあげていく。

ビクン、ビクンッとペニスが跳ねあがり、亀頭部が一段と膨張したことが分かる。先走りがさらに溢れ、ヂュッ、グチュッと乳肌との摩擦音が一層粘つく。亀頭先端が谷間から顔を覗かせると、濃くなった牡臭が鼻腔粘膜を妖しくくすぐった。

(はぁ、ほんとに出ちゃいそうなんだわ。でもまさか、オッパイでしてあげるのが、こんなに気持ちがいいなんて……)

普段あまり刺激を受けることがない乳房の谷間側。そこをいきり立った淫茎でこすりあげられ、悠里自身もむず痒いような愉悦を得ていた。腰は自然とくねり、淫蜜が次から次へと溢れ返っていく。

「おぉ、悠里さん、ダメ、僕、ほ、本当に、もう、あっ、出ッ、出ッるぅぅぅッ!」

拓実の両手が裸の肩をガッチリ掴んだ直後、少年の口から絶頂の咆吼が迸り出た。

ビュッ、ずぴゅっ、ドビュッ、ドクン……。

「あんッ、すっごい、分かる、拓実くんの精液が、私の胸の谷間、キャッ、うっそ、ィやン、あっついのが顔にまで……はぁン……」

谷間で爆発の脈動を感じた刹那、悠里は本能的に乳圧を高めていた。乳谷で痙攣を繰り返すペニスと、噴き出た白濁液の感触をはっきりと感じ取ることができる。だが一瞬だけ、乳圧が緩んだ。直後、痙攣をつづける強張りが谷間から飛び出し、迸る精液が若妻の顔面をも直撃してきたのだ。

「あぁ、ごめんなさい、悠里さん。でも、僕、ちょっと、いまは止まらないっていうか、はぁ、ほんと、すみません。悠里さんの綺麗な顔を……」

頬や鼻の頭を直撃したドロッとした粘液が、ゆっくりと垂れ落ちていく。唇の端で弾けた一部を思わず舌先で拭ってしまう。刹那、精液独特の苦みとえぐみ、そして若干の甘さが味蕾に広がり、ゾクリとした震えが総身を包みこんだ。

(はぁン、ヤダ、なんかこれ、すっごく、気持ちいい。なんでだろう、私の身体を直接気持ちよくしてもらったわけじゃないのに。拓実くんのウットリした表情が、こんなにも私に満足感を与えてくれるなんて)

濃厚な精臭に酔わされた脳が、年下の少年への愛おしさを、夫との性交では感じたことのない充足感を、はっきりと認識するのであった。

─ 3 ─

「拓実くん、お願い、来て」

「えっ? ち、千佳子、せん、せい……ゴクッ」

若妻の豊乳に欲望を解き放ち、恍惚の状態でキッチン中央の調理台に腰を預け、荒い呼吸を整えていると、甘く誘う声が耳朶をくすぐってきた。

ハッとして視線を向ける。すると、コンロの側の床に熟女講師が横たわり、M字型に大きく脚を開いていた。くすんだピンクの淫唇がパックリと口を開け、溢れ返った熟蜜がお尻のほうへと垂れ落ちている様子まで、視界に映りこんでくる。

「あっ、そんな、抜け駆けはなしって言ったの、先生じゃないですか。拓実、私よ。私の膣中に拓実をちょうだい。あなたが初めて女を知った場所に、還ってらっしゃい」

「あっ、そんな、晴恵さんまで……」

いきなりの千佳子の行動に意表を突かれたらしい晴恵が、熟妻の隣で四つん這いとなり、ボリュームあるヒップを突き出してきた。ビラビラのはみ出た薄褐色の秘唇やその上部にあるアナルの窄まりまで、あますところなく開陳されている。こちらの淫裂も、たっぷりと潤い、挿入をいまや遅しと待っている感じだ。

この場にいるもう一人の人妻は、冷蔵庫に背中を預けた格好で、しどけなく床に座りこみ、いまだ顔射の驚愕と立ち昇る精臭に酔っているのか、二人の熟妻の痴態を焦点の定まらぬ瞳で、ボンヤリと見つめているだけであった。