人妻フルコース~熟れ頃・食べ頃・味見頃~

ウットリと晴恵を見つめてくる少年に艶然と微笑み返し、晴恵はすっと立ちあがった。タンクトップの裾で両手を交差させ、躊躇いもなく頭から抜き取ってしまう。

あらわれたのは、薄紫色をした四分の三カップのブラジャー。薄めの生地で乳肌をかすかに透かしているほか、レースで百合の刺繍が施されてもいた。

「は、はる、晴恵、さん!?」

「千佳子先生や悠里ちゃんほど大きくないけど、それでもDカップはあるのよ」

「D、カップ……ゴクッ。晴恵さん、森口さんのオッパイも見たことあるんですか?」

「見たことはないけど、あれは絶対、Eはあるわね。もしかしたらFかも」

この春に知り合った悠里は、楚々とした見た目通り、ほかの料理教室の生徒たちとお茶をしたときも、性的話題が出たときなど恥ずかしそうに目を伏せ、口を開くこともあまりなかった。そのため、直接本人の口から聞いたわけではない。しかし、洋服越しの感じから、晴恵はそんな推測をしていたのだ。

「えっ、F、カップ……」

「あらあら、失礼しちゃうわね。目の前に本物のオッパイがあるのに、悠里ちゃんのオッパイを想像してウットリしちゃうなんて。それに、さっきも言ったでしょう。彼女は新婚さんだって」

「あっ、いえ、だから僕は、決して、そんなつもり……は……」

ハッとした様子で自己弁護をしようとした拓実だが、改めて晴恵に視線を向けてきた瞬間、その言葉は尻すぼみとなっていた。少年へのからかいを送りつけつつ、艶妻はホットパンツも脱ぎおろしていたのだ。ブラジャーとペアとなった、悩ましいパンティが露わになっている。

「ふふふっ、どう、この下着。セクシーじゃない?」

「は、はい。とっても、色っぽい、です。あ、あの、もしかして、晴恵さんのお願いって、僕と、最後、まで……ゴクッ」

晴恵がしなを作って問いかけてやると、拓実は上ずった声で答えてきた。その顔には驚きと、そして脱童貞への期待がありありと浮かんでいる。

「あら、童貞くんが人妻とセックスできると、本気で考えているのかしら。ずいぶんと図々しいわね。もう「くん」付けはなしよ、拓実」

「あっ! いえ、その、す、すみません、僕……。ほ、ほんと、申し訳ありません。失礼なことを言ってしまいました」

(あん、こんなに慌てふためいちゃうなんて、本当に初心で可愛い。私のほうがキュンキュンしてきちゃう)

わざと蔑んだような言葉を投げつけた晴恵に、未経験の少年は途端に狼狽を露わにした。その態度が、三十路女の母性をくすぐる。さらには、高まっていた淫性も妖しく揺さぶられ、大洪水の淫裂から、新たな蜜液が薄布のクロッチに溢れ出した。

「うふふッ、可愛い反応してくれるわね。せっかくだから、お願いしちゃおうかなぁ。拓実のそのカチンコチンの童貞チンポで、人妻のいやらしく濡れたオマ○コ、いっぱいズポズポしてちょうだい」

「えっ!? はっ、晴恵、さん?」

「拓実の濃厚ザーメンに当てられて、私の身体もすっかり火照っちゃってるのよ。旦那は出張で当分帰ってこないし、ちゃんと責任取って欲しいんだけど」

事態の展開についてこられていない様子の拓実に、晴恵は妖艶な微笑みでそう言うと、両手を背中にまわし、ブラジャーのホックを外してしまった。ぷるんと揺れながら、乳房が姿をあらわす。ブラジャーはそのまま、フローリングの床に落とした。

熟れていながら張りにも恵まれた双乳は、綺麗なお椀形をしていた。薄茶色の乳暈の中心に、ベージュがかったピンク色の乳首が載っている。乳頭は、熟体の興奮をあらわすように、球状に硬化していた。

「はぁ、晴恵さんのオッパイ、とっても綺麗だ。ほんとにいいんですか、僕と……」

「拓実こそいいの。こんなおばさんが、初めての相手で」

少年の熱い視線に全身がさらに熱くなっていく。ネットリとした眼差しで拓実を見つめたまま、晴恵の両手がパンティの縁に這わされた。

「もちろんです。晴恵さんみたいに綺麗な人と初体験できるなんて、夢みたいです。よっ、よろしくお願いします」

耳まで真っ赤に染めた少年が、最敬礼をするように、深々と頭をさげてきた。

「うふっ、いいわ。拓実の童貞、私がもらってあげる。でも、誰にも秘密よ。私はこれでも人妻なんだから。うふふっ、あなたも上のシャツ、脱いじゃいなさいね」

(はぁン、言っちゃったわ。拓実くんの童貞、本当に私がパックンすることになるなんて、数時間前までは想像もしていなかったわ)

肉洞の疼きに身を焦がしつつも、晴恵は余裕ある口ぶりで指示を与える。次いで、濡れた淫裂に股布が貼りつく薄布を、腰を左右にくねらせながら脱ぎおろす。

デルタ型の草叢が露出した次の瞬間、ンヂュッ、粘ついた音を立て、クロッチが秘唇から離れた。股布と淫唇の間に蜜液の細い糸がのびていく。

「あぁ、すっ、すっごい。女の人の、は、裸……。ゴクッ」

「うふふっ、女性の裸を見るのも初めてなのね」

「はヒぃ」

Tシャツを脱ぎ捨て、靴下まで脱いだ拓実が、全裸で陶然と熟女の裸体を見つめてきていた。その素直に欲望をぶつけてくる、ぶしつけでありながらも真っ直ぐな眼差しが、パンティを足首から抜き取り全裸となった晴恵の性感を刺激してくる。