その間に、悠里の両手が再び背中にまわされた。プチンとホックを外し、あっさりとブラジャーまで取り去ってくれる。ユッサと揺れながら、たわわな釣り鐘状の膨らみが姿をあらわす。
「す、凄い! 悠里さんのオッパイ、大きいだけじゃなくって、形も綺麗だ」
千佳子よりは少し小ぶりながらも、充分に豊かな双乳。千佳子はもとより、初体験相手の晴恵よりもさらに若いだけに、その張りは見事としか言いようがない。身体の内側から若さが溢れるように、パンッと誇らしげに突き出ているのだ。
晴恵や千佳子よりも小粒な乳首は、美しい桜色。そしてその周囲を囲む乳暈も、雪肌に溶け入りそうなほどに淡い桜色をしていた。
(見た目はとんでもなく清楚なのに、脱ぐと、こんなにエッチだったなんて……)
華奢な肩、美しく浮きあがった鎖骨のライン。たわわな胸の膨らみ。そこから視線を下におろすと、深く括れたウエストが目に飛びこんでくる。無駄な贅肉はないが、締まっているという印象よりもむしろ、女性らしい柔らかさを感じる。
(それでいて、あそこの毛は、やっぱりどこか清楚な感じがするんだから、ほんと、たまらないよ)
腹部から下半身に視線が移る。楕円形に茂った若叢はふんわりと柔らかそうで、千佳子や晴恵の陰毛のような、匂い立つ女は感じないものの、どことなく可憐で儚げな印象を残す。それが拓実の性感を、妖しくくすぐってきた。
「ありがとう。ここも主人から奪ってくれていいんだからね。ほら、自分でオチンチン触っちゃダメ。さあ、こっちにいらっしゃい」
自然とペニスに右手がのびてしまった拓実を甘く諫めると、悠里はダブルベッドへと近づいた。夏用の肌掛け布団を床に落とす。チラッと悩ましい一瞥をくれると、そのままベッドにあがり、あお向けに横たわった。恥ずかしそうにしながら、スラッとした美脚をM字開脚してくる。
「はぁ、悠里さん」
かすれた声をあげた拓実は、引き寄せられるように、若妻の横たわるベッドにあがった。脚の間に身体を入れると、真正面に、透明感溢れる秘唇が飛びこんでくる。
「ほんとに、とっても、ゴクッ、綺麗ですよ、悠里さんのオマ○コ」
卑猥な光沢を放ちながらも、ひっそりとした佇まいを見せる淫裂。甘い牝臭がかすかに鼻腔をくすぐってくる。生唾を飲んだ拓実は、再び右手で強張りを握り、ゆっくりとそこへ近寄った。
「あぁ、来て、秋山くん。その逞しいオチンチンで、私を奪って」
「はい、奪います。悠里さんのすべてを、旦那さんから奪い取ってみせます」
潤んだ瞳を向けてくる若妻に頷き返し、拓実はゆっくりと膝行した。右手で肉竿を握ったまま、左手を悠里の顔の横につく。美妻の両手が首の後ろにまわされてきた。真っ直ぐに瞳を見つめ合った状態で、腰を秘裂に近づけていく。
ンチュッ。張り詰めた亀頭先端が、濡れたスリットに触れた瞬間、小さな蜜音が起こり、同時に痺れるような愉悦が駆けあがってきた。
「ンはっ、あぁ、悠里、さん……」
「あぁ、分かるわ。秋山くんの硬いのが、私のあそこを、うンッ、こすって、きてる」
「悠里さんの濡れたオマ○コの表面も、くッ、すっごく気持ちいいです。このまま出ちゃいそうですよぅ」
「あぁん、いま出したら、旦那から私を奪ったことにはならないわよ。頑張って」
「は、はぃぃぃ」
(悠里さん、なんか急にエッチになってないか。そんな急変するほど、旦那さんとの間に、なにかあったのかなぁ。でも、お陰でエッチさせてもらえるんだから、挿れる前に出すような真似、絶対にできないぞ)
ぬめった淫唇で亀頭をこすられる愉悦に奥歯を噛み締め、拓実は右手に握るペニスで肉洞を探った。直後、ンチュッ、淫音が一段と高まり、亀頭先端が少し沈みこむ。
「あんッ、そ、そこよ。そのまま一気に、腰を突き出してきて」
「はい、わっ、分かり、ました。い、いきます、よ」
悩ましく細めた瞳で見上げてくる悠里に頷き返し、グイッと腰を突き出した。
ンヂュッ、くぐもった音を立てながら、強張りが若妻の蜜壺に沈みこんでいく。
「んヵぁッ、あぅ、あっ、あぁぁ、悠、り、さンッ」
「うンッ、きてる。秋山くんのカチンコチンのが、あぁん、私の膣中を圧し広げながら、入ってきてるよぅ」
「おぉぉ、キッツイ。悠里さんのオマ○コ、キツキツですっごい。はぁ、エッチなヒダヒダがいきなり絡みついてきて、くぅぅ、僕のを扱きあげてきてるぅ」
肉竿に添えていた右手も若妻の顔の横に持っていった拓実は、蕩けそうな眼差しで悠里の顔を見下ろした。
二十六歳の美人妻の蜜壺は、それまで経験した二人の熟女とはまた違った趣に溢れていた。ペニスを迎え入れた膣道は狭く、その上、膣襞は非常に入り組んでいるのだ。そのため、挿入後に強張りを襲う快感が強烈であった。
(ほんと、凄すぎる。晴恵さんのオマ○コも、すっごく襞が絡みついてきたけど、でもあれは、晴恵さんがある程度コントロールしてくれてる感じもあったし……。でも今回は、悠里さんのオマ○コは、自然な状態でこんなに……)
「あぁん、秋山くんのも、とっても素敵よ。こんなに硬いオチンチン、私、初めて」
「僕だって、こんなにキツキツで、襞が四方八方からエッチに絡みついてくるオマ○コ、初めてですよ」