料理教室の補習を名目にしたセックス。ほかの生徒の手前、居残りレッスンという形で拓実を残らせた真の目的。それこそが、目覚めたおんなを満たすことだったのだ。
「ゴクッ、千佳子先生が、こんなにエッチな顔で、エッチなことを言うなんて……」
「あぁん、きみのせいよ。あなたが、私の眠っていたおんなを呼び覚ましたのよ」
欲情と驚愕、双方が混ざり合った瞳で熟女講師を見つめてくる少年に、千佳子は媚びた眼差しと甘い囁きで返した。先ほどまで感じていた羞恥も消え、いまは一刻も早く、目覚めた肉体を満たしたい淫欲が大きくなっている。
「はぁ、分かりました。元は私が乱入しちゃったんですし、千佳子先生に合わせましょう。いやらしく乱れる千佳子先生なんて、滅多に見られないですしね。でも先生、言葉だけじゃなく、拓実に挿入のおねだりしなくちゃダメですよ」
「言葉だけじゃない、おねだりって?」
「うふっ、例えば、こんなふうに」
精液の残滓を付着させたままの凄艶な顔で微笑んだ晴恵は、調理台から降りると、クルッと向きを変え、天板に両手をついた。そのまま後方にヒップを突き出していく。
「拓実、来て。きみが大人に、おんなを知った場所に、還っていらっしゃい」
「はぁ、あぁ、はっ、晴恵さん……」
艶妻の悩ましい誘いに、拓実の呼吸はさらに乱れた。喉を何度も上下させ、千佳子の脚の間から身体を抜くと、恍惚の表情で立ちあがっていく。そしてそのまま晴恵の突き出された双臀の後ろに陣取ってしまった。
(あぁ、このままじゃ、また晴恵さんに先を越されてしまうわ)
疼く肉洞の訴えに、身体が自然と動いた。
「拓実くん、待って。私から、晴恵さんより先に、私の膣中を満たして。お願い」
調理台から降り立ち、三十路妻と同じ体勢を取ったのだ。晴恵以上にボリューム満点の熟したヒップを突き出し、切なそうに腰をくねらせていく。
「あぁ、ほんとに、今日の千佳子先生、すっごくエッチだ」
「拓実、いいわよ、最初に千佳子先生を気持ちよくしてあげて。でもそのあとは、私のことも満足させてくれないと、ダメなんだからね。チュッ」
拓実は熟妻の淫猥さに気圧された様子で両目を見開き、ジッと千佳子の淫唇を見つめていた。その少年の様子に、晴恵は蠱惑の微笑みを浮かべると、天板についていた両手を離し、再び男子高校生と向き合う体勢となった。そのまま拓実に近づき、少年の唇に肉厚の朱唇を重ね合わせていく。
「ンはぁ、晴恵さん……。コクッ、も、もちろんです。晴恵さんにも、いっぱい気持ちよくなってもらえるように、頑張ります」
「うふっ、よろしい。じゃあ、千佳子先生をもっといやらしく乱れさせてあげて」
「ごめんなさいね、晴恵さん。私、すっごく疼いているのよ。こんなの初めてなの」
「いいですよ。今回は二人のお楽しみ中に私が乱入したんですから。千佳子先生の卑猥に乱れる様子を、しっかり見学させてもらいます。さあ、拓実」
「は、はい。──はぁ、ほんとに先生のオマ○コ、すっごくエッチに濡れて開いてる」
晴恵に促され、拓実が千佳子の真後ろに陣取ってきた。直後、恍惚とした声が放たれ、その言葉が熟女の性感を一層煽ってくる。
「私が挿れてあげるから、拓実は千佳子先生の腰に手をあてがいなさい」
三十路妻の言葉に、少年の熱い両手が、熟腰に這わされた。その手の温もりにもゾクッと腰が震え、パックリと口を開けた秘裂からトロッと淫蜜が滴り落ちていく。
千佳子が後ろに顔を振り向けると、ちょうど晴恵が強張りに手をのばすところであった。三十六歳のしなやかな指先が、高校生の活きのいい硬直をやんわりと握りこむ。
「ぐほぅ、あぅ、あっ、あぁ……。晴恵、さンッ」
「うぅンッ、すっごく硬くて熱い。さっきあんなにいっぱい出したくせに、ここにはまだザーメンがたっぷりと溜まっちゃっているのね」
「ンはっ、ダメ、は、晴恵さん、そこ、いま、触られたら、僕、千佳子先生に挿れる前に、ぐぅぅ、出ちゃいますよぅ」
右手で肉竿を握った晴恵が、空いていた左手を陰嚢に這わせ、手の平で睾丸を転がしていた。敏感に反応した拓実の総身が震え、千佳子の腰を掴む両手にも力がこもる。
「晴恵さん、悪戯してないで、早く私に拓実くんをちょうだい。ほんとに私、疼きが強すぎて、どうにかなっちゃいそうなのよ」
「あんッ、いまの千佳子先生の顔、とっても悩ましいわ。待ってくださいね。いま拓実のカチンコチンので、愛液を垂れ流しているオマ○コを塞いで差しあげますから」
晴恵は艶然と微笑み、少年のペニスを手前に引くようにして、千佳子の淫唇に亀頭の先端を向けてきた。奥歯を噛み締めた、切なそうな表情を浮かべ、拓実がゆっくりと腰を進めてくる。
ニュチュッ。張り詰めた亀頭先端が、ぬかるんだ淫裂と接触をした。
「あんッ、分かる。拓実くんの亀頭が、私のあそこに……」
喜悦に腰骨が自然とくねってしまう。挿入を待ちわび、柔襞の蠕動が激しくなっていく。それに合わせて、淫裂から溢れる蜜液の量も増えていた。
「あぁ、千佳子先生、僕も見えてますよ。先生の濡れ濡れのオマ○コに、僕のが、くぅぅ、このヌメヌメした感触だけで、僕、出ちゃい、そう」
「拓実、耐えなさい。すぐに、千佳子先生の膣中に挿れてあげるから、もう少しだけ」