女子校生令嬢たちの淫らな保健実習

「よかったね。薫先生、桜子の手しごきが気持ちいいって」

「そ、そのようなことを褒められましても、恥ずかしいだけですわ……」

桜子の美貌は朱に染まり、陶酔とも困惑ともつかない表情を浮かべている。

「ひいっ……すごい……。暴れていますわ……あっ、あん……」

旧家の令嬢にして清らかな処女である桜子も、手しごき奉仕によってなにがしかの性的興奮を味わわされている様子だ。

凛として冷涼な瞳は潤みを帯び、ただひたすらに亀頭へ見入っていた。しどけなくゆるんだ唇は、肉柱の脈動に合わせて小さな悲鳴をもらしている。

そして何より、太腿同士をぎゅっと閉じ合わせて、もじもじとこすりつけていた。さながら、幼い女の子がおしっこを我慢しているかのようだ。股間に息づく姫花がうずうずとむずがって、無意識のうちに腰をもじつかせてしまったのだろう。

「やっぱり、あそこがうずいてきちゃうでしょ」

飛鳥はにやにやと笑っている。

「何のことですの? 私はそのようなふしだらなこと……んうぅぅ……」

令嬢の半開きになった唇は、艶めかしい喘ぎをもらしていた。

「恥ずかしがることないのに。こんな立派なものを握らされたら、健康な女は誰だってあそこが潤んできちゃうの。私だって……」

「殿方のものの何とおぞましいこと……。けだものですわ……」

ののしりの言葉を発しながらも、桜子はうっとりとした顔つきで男性器をしごき上げている。しなやかな白指を醜悪な牡柱に絡め、熱を込めて手淫奉仕をしていた。

「身の毛がよだちますわ……ひっ、あぁ、はあぁぁ……」

喘ぎをもらすのに合わせて、肉づき豊かな美尻がもどかしそうに揺れている。

校則を遵守した裾丈のスカート内では、秘めやかな処女花が性のうずきに悶えているのかもしれない。蜜を潤ませて、下穿きの二重底を湿らせているのかもしれない。

今や、令嬢は自らの意思で手を上げ下げしていた。

保健体育の授業だから嫌々やっているのでもなく、背後から抱きついている飛鳥に強いられているのでもない。息づかいをかすかに荒くしながら、何かに酔いしれたかのような顔つきで勃起男根をしごき上げている。

飛鳥の右手は軽く添えられているだけ。

男の足元にひざまずき、家事仕事などしたことがないであろう優美な指で男の象徴を握り、それしか見えていないとでもいうように夢中で尽くしている。

「ろ、六条くん……。そんなにされたらっ……んうぅ……」

薫は切迫した声を上げた。

令嬢の手で男性器をしごき抜かれるたびに、甘美なものがこみ上げてくる。

清楚なお嬢さまによる手淫奉仕と、彼女の背後に抱きついて性技の指導をする猫科美少女。言うなれば、女子校生二人がかりで男性器を愛撫されているのだ。

限界まで膨張した男性器は差し迫った脈動をし、ぬっぺりと肥大して笠を広げた亀頭は前触れの粘液をこぷこぷと吐き出している。

「薫先生は肉体教材なんですから、もっと我慢してください」

「我慢しろだなんて、無理ですっ……」

切羽詰まっている新任教師の様子を見て、飛鳥はからかうように笑っていた。

保健体育の肉体教材になった薫へは我慢を強いておきながら、桜子に対してはより一層のこと激しい手淫奉仕をうながす。

「先生のもの、びくびくって脈動して、粘液を出しているでしょ。桜子の手を喜んでいるの。だから、もっとしてあげて」

「そ、そうなのですか。では……」

令嬢の手しごきがさらに熱を帯びる。

ただ単に激しくなっただけではなく、淫らさに磨きがかかっていた。男性器の脈打ち具合から感じやすい力加減を学び、即座にそれを実践する。男の性感帯を的確にとらえた上で、徐々に指づかいを加速していったのだ。

「うっ、ううぅ……。気持ちよすぎて……我慢できません……」

薫は、椅子にかけたまま身を強ばらせて、男性器から流れ込んでくる快楽をこらえている。現在、つき合っている女性のいない薫は、慢性的に性欲を持て余している状態だ。悶々とした性欲がわだかまっているところへ、保健体育の肉体教材として女子校生二人に男性器をしごき上げられたのである。

(このまま出しちゃったら……六条くんの顔に……)

教師としての倫理観は生きているが、若い肉体が言うことを聞いてくれない。

身のうちにたぎった牡欲は沸き返り、暴走を始める。

膨張を極めた肉柱は、令嬢の手の中で歓喜に跳ね悶えていた。ぬらぬらとぬめ光る亀頭は、我慢しきれないとばかりに先触れの粘液を吐き出している。

令嬢の親指が亀頭の縫い目にあてがわれ、手しごきとともにこすり上げられた。

「す、すみませんっ……。僕、これ以上はっ……」

荒ぶる快楽を、とうとう抑えきれなくなってしまう。

そそり立つ男性器がひときわ激しく脈動し、溜まりに溜まっていた精液が尿道を一気に駆け上がった。裾広がりの亀頭が瞬間的に一層のことふくらみ、頂の鈴割れから灼熱の白濁汁が激しい勢いで噴き上げる。

びゅぶぶぶっ!

無数の精子を含んだ牡汁は一塊となって宙を飛び、令嬢の美貌を直撃した。

「ひいいっ」

いきなりのことに桜子は身を引きつらせる。

しかし、顔を背けようとはしなかった。

目を大きく見開き、魅入られたかのような有り様で亀頭を見つめている。

びゅぶぶぶっ、ぶびゅん、ぶぶびゅん……。