そのことが牡としての自信となり、男根の突き上げを一層のこと荒々しいものにする。快楽に脈動する男性器で、濡れ乱れた女肉穴を力強くえぐり上げた。
「あひぃっ、んああぁ! い、いくっ……いっちゃいそうです……」
絶え絶えの息づかいでよがり啼きながら、飛鳥は上体を反り返らせている。
「ねえ、桜子……。代わって……。このままだと私……ひいっ、んあぁぁ……」
小悪魔的な振る舞いで新任教師を翻弄してきた飛鳥にとって、男の腰づかいで気をやらされてしまうことはこの上ない恥辱なのだろう。野性味のある美貌では歓喜と恥じらいとが複雑に入り混じっており、凄絶な妖艶美となっていた。
「し、仕方がありませんわね……」
男性器を横取りされた形になっていた桜子は、気品ある美貌に一瞬だけ喜びの表情を浮かべた。すぐに澄ました表情を取り繕ったが、頬は桜色に上気している。
「飛鳥さんがそこまで頼むのでしたら、代わってあげてもよろしいですわよ……」
紅潮した顔をうつむかせたまま、ブルマーと下穿きを太腿の付け根までずり下ろした。みっしりと茂った陰毛と、濡れ咲いている姫花肉とをさらけ出す。
「水着だけではなく、ブルマーにも慣れていただく必要がありますから……」
上半身には体育シャツをきっちりと着ているし、下半身に穿いているブルマーも完全に脱ぎ下ろしたわけではないのだが、恥ずかしいところだけがことさらに露出している。ある意味で全裸よりも扇情的な姿だ。
「は、早くして、桜子……。私……もう……んうぅぅ……」
快楽のあまり腰が抜けたようになっている飛鳥は、脱力した女体を叱咤して何とか尻肉を浮かせ、中心部を貫く肉杭からようやくにして逃れた。
飛鳥の発情汁によって照り輝いている勃起男根を、今度は桜子がまたぐ。
「ようやく……いただけるのですね……」
旧家の令嬢は、誰に言うともなくつぶやいた。
いつもは冷ややかな高貴さを宿している瞳に、今は女の媚情が渦巻いている。
同級生がよがり悶える姿を間近で見せつけられて、肉感美にあふれる肢体には桜子自身が気づかないうちに欲求不満が溜まっていたのだ。清らかな色合いをした花弁は、男のものを求めて左右に咲きめくれている。最も感じやすい蕾は、浅ましく身をふくらませて包皮から顔を覗かせていた。そして、まだ薫の男性器しか知らない姫肉穴は、物欲しそうな喰い締めを繰り返しつつ熱い蜜汁をもらしている。
麗しく冷涼な美貌とは対照的に、股間の姫唇は『女』としての一面を覗かせていた。
「こ、これは、あくまで研修の一環としてしているんですのよ。私が好んでしているのではないということを、くれぐれもお忘れなくっ」
旧家のお嬢さまは、紅潮した美貌をわずかに背けながら一方的にまくし立てた。
言うだけ言ってから、むっちりとして肉感的な尻を少しずつ沈み込ませてゆく。しとどに濡れ潤んだ姫肉門で亀頭をとらえ、浅くくわえ込んだ。きれいな薄桃色の花びらを、肥大した肉瘤にしっとりとまといつかせる。
「んああぁ……」
男と女の秘めやかな粘膜同士が絡みついた瞬間、桜子は熱い喘ぎをもらした。
欲しくて欲しくてたまらなかったものに触れて、歓喜が全身を駆けめぐる。電撃を受けたかのように、肉感的な肢体がひくひくんと引きつった。
満たされずにいて悶々としていた牝欲が一気に昇華して、官能の喜びとなったのだ。
「体育着姿の女生徒に……しっかりと慣れていただきますわよ……」
浮かせていた尻肉をさらに下ろし、飛鳥の蜜汁でぬらめいている肉柱を受け入れてゆく。ふしだらに濡れ潤んだ姫花肉を男の象徴に捧げる。
「はぁぁ……あっ、んんぅ……。薫先生のものが……私の中に……ああぁ……」
たくましい男性器を飲み込んでゆくにつれて、まだ肉交に慣れていない膣穴が押し広げられる。容赦なくこすり上げられる。牝の欲望にぬめり潤んでいた秘粘膜は、まがまがしく笠を広げた亀頭でえぐられるたびに喜びの音色を奏でた。
大きく拡張された女肉穴は、苦しさと嬉しさとがない交ぜになっているかのように蜜汁を滴らせている。そのすぐ上では、穢れない薄桃色をした陰核が浅ましいまでに尖り立っており、受け入れが深まってゆくにつれて引きつっていた。
むっちりとして肉感的な美脚は、歓喜の脱力に見舞われて細かにわなないている。
とうとう脚に力を入れていられなくなり、豊潤な桃尻が重みにまかせて落下した。
「あひっ」
そそり立つ肉柱を根本まで勢いよく飲み込むこととなり、腰全体に快楽が響き渡る。強靱な男根に荒々しくえぐり上げられて、姫肉穴はひくひくとよがり悶えていた。
「はあぁぁ……。こ、腰に……力が入りませんの……」
欲求不満が渦巻いていた姫口を男の象徴で貫かれ、腰が抜けるほどの喜びを味わわされてしまう。豊かな尻肉を上げ下げすることさえままならず、ずり下ろしたブルマーを太腿の付け根に絡ませたまま新任教師の腰にまたがっていることしかできない。
飛鳥がそうなったように、男性器という肉杭で串刺しにされて、足腰に力が入らなくなってしまったのである。快楽に打ちのめされ、ぐったりとなっている。
言うなれば、男の象徴によって征服されてしまったのだ。
ただの一撃で。