女子校生令嬢たちの淫らな保健実習

「んはぁっ、ああん……。こ、このままでは私……恥をかいてしまいますわ……」

もはや桜子は、悲鳴をこらえきれなくなっていた。

悲鳴をこらえるどころか、もっと別のものをこらえることに手一杯となっている。

お尻叩きと同時に味わわされている股縄責めの快楽が、令嬢の肉感的な肢体を次第に蝕みつつあるのだ。肉体は発情の媚熱に火照り、肌という肌は感度を増している。陰核と乳首には牝欲のわだかまりが集中し、ぴんぴんに尖り立っていた。

「私……もう、もう……んっ……あんっ……」

気高く麗しい令嬢は、自らの下着で性的に追いつめられている。

保健実習によって開花した女体が、今にも歓喜を極めようとしているのだ。

「聞き分けのない女生徒には、こうしてあげますっ」

振り上げた右手を勢いよく打ち下ろし、肉づきよい美尻を平手打ちする。

ぴしゃん。

それとともに、縄状に絞り上げた股布を左手で小刻みに引っ張り上げ、肉厚の姫肉門を容赦なくこすり上げた。深々と喰い込ませた股縄で秘粘膜を踏みにじり、剥け返った女芯を強烈な摩擦で責めさいなむ。

「んひいっ、ひいっ、んはああああああぁぁぁぁっ……」

お尻を後ろへ捧げた姿勢で、肉感美あふれる肢体が細かにわなないていた。

縄と化した下着で姫肉門をこすり上げられ、桜子は気をやらされてしまったのだ。

冷涼で高貴な美貌を誇り、その容姿にたがわず気高い心の持ち主である令嬢は、お尻への平手打ちと下穿きを駆使しての股縄責めに屈して、性的絶頂にまで追いやられたのである。人一倍誇り高い桜子にとって、気が遠くなるほどの牝恥だ。

「わたくし……何という恥をかかされてしまったのでしょう……」

気品ある美貌はほんのりと桜色に上気し、恍惚の表情を浮かべている。

「破廉恥なお仕置きをされた上に、いかされてしまっただなんて……」

誰に言うともなくつぶやきながら、桜子は陶酔の境地に漂っていた。

力の入らない腕で何とか上体を支え、火照って赤くなった桃尻を従順に後ろへ突き出しつつ、この上なく心地よい浮遊感に酔いしれている。頼りなげにふるえている美脚の付け根は、姫肉門からあふれた蜜汁でぬらぬらに光っていた。

「どうですか桜子くん。ふしだらな下着を穿いてきたこと、反省できましたか?」

下着が喰い込んであらわになった尻肉を、薫はやさしく撫でてやる。

普段はなめらかな乳白色をしている尻肌は、十数発におよぶ平手打ちを受けて赤くなり、微熱を帯びていた。まだ痛みにひりつくのか、撫でるたびに尻肉が引きつる。

「んっ……ああぁ……。こ、このようなお仕置き……わたくしは……あんっ……」

なおもあらがおうとする令嬢の股布を引っ張り上げ、姫肉門へ喰い込ませた。歓喜に打ちのめされている女生徒の姫花をさらに責め立て、牝の呻きを上げさせる。

「んあぁ、ああん……。あそこ、そんなにこすらないでください……」

内股気味の美脚をわななかせ、心ならずも許しを乞う桜子。

(僕……桜子くんまで、お仕置きで気をやらせたんだっ)

気高くも高慢なお嬢さまを股縄責めで屈服させ、薫は股間を強ばらせている。

「しばらくは、火照ったお尻を冷やしておくといいでしょう」

豊尻の谷間に喰い込んだ下穿きは直してやらない。それどころか、あらためて尻布を引っ張り上げて、腰を揺すったくらいでは戻らないまでに深々とくわえ込ませる。

「はああぁ……。いやですわ……こんな破廉恥な格好……」

恥じらいに呻きつつも、桜子は姿勢を崩そうとはしなかった。それどころか、薫の目を惹こうとでもするように、赤く色づいた桃尻をもじもじとくねらせてさえいる。

「お仕置きの最中に気をやったことについては、由香里くんと一緒にまた後でお仕置きをしてあげますから、そのつもりでいてください」

恍惚の顔つきをしている令嬢を残して、薫は飛鳥の前へと立った。

「飛鳥くんは、とりわけ念入りに検査する必要がありそうですね」

じゃじゃ馬の飛鳥に仕置きをするのかと思うと、ズボンの中で男根が跳ね暴れる。

(いよいよ飛鳥くんか。今まで散々に振りまわされてきたから、そのお返しに……)

ポニーテールの運動美少女は、自らの手でスカートを大きくまくり上げたまま、閉じ合わせた太腿同士をしきりとこすりつけていた。

「薫先生ったら、本当に生徒指導が上手になりましたね」

飛鳥の瞳はぬめりに満ちている。二人の女子校生がお尻叩きで気をやらされたのを見せつけられて、牝欲の熱いたぎりに見舞われているのだろう。

「スカート丈が短いこともさることながら、本学院の女生徒がこんなにも淫らな下着を穿いているなんて、僕は教師として恥ずかしいです」

薫は、飛鳥の股間へ手をやって、そこに張りついている股布を撫でくすぐった。

「きゃぁん……。いきなりそんなところ……ああっ……」

艶めかしい喘ぎを発しながら、飛鳥はせり出させた股間をうねり舞わせている。

うずきを訴える女唇を覆っているのは、ごく小さな逆三角形。その面積は狭く、恥ずかしいところだけをようやくにして隠している、といった程度だ。逆三角形の各頂点から伸びているのは紐。下の頂点から伸びた紐は、わざわざお尻の割れ目に喰い込ませるまでもなく埋没して、引き締まった美尻をあらわにしている。