「はうっ……」
椅子にかけたまま薫はびくんと背中を引きつらせた。
精液にぬめった亀頭も喜びにわなないている。女子校生の最も秘めやかな粘膜と、男の象徴の先端部分が触れ合ったのだ。男と女の秘粘膜が接触したのである。笠を広げた肉瘤に歓喜の電流が走り、一瞬にして全身をしびれさせる。
亀頭の頂にある切れ込みからは、精液まじりの粘液がぴゅるぴゅると噴き出ていた。
「山城くんっ……。こ、これ以上は……取り返しがつかなくなっちゃうから……」
教師としての倫理観が薫にそう言わせたのである。しかし、薫の両手はスラックスの布地をつかんでいるのみ。飛鳥の身体を押しのけようとまではしていない。
「んっ……はぁぁ……。ここまできて、今さら何をいっているんですか」
弱気な男性教師を、飛鳥は舌なめずりしながら見つめていた。
「先生なんですから、生徒のことはよく知っておかないとだめですよ」
その勝ち気な瞳は牝の欲望に濡れている。唇はわずかながらゆるみ、熱い息をもらしていた。女肉穴はきゅんきゅんと収縮して、牝欲の蜜を垂れ流している。
新任教師を手玉に取って意のままに翻弄している飛鳥であったが、女性の象徴ともいうべき秘花に男のものを感じて、ひそかに官能をかき立てられているようだ。薫が男の欲望を刺激されているのと同じく、彼女も女の欲望を刺激されている。
「んあぁ……。女子校生のあそこがどんな味わいなのか、教えてあげますから」
男性教師の腰をまたいだまま、猫科美少女はさらに膝を曲げた。自らの右手で女陰門を割り広げておきながら、引き締まった美尻をゆっくりと沈み込ませてゆく。ふしだらに濡れ乱れた女肉穴は、亀頭の直径に合わせて少しずつ広がっていった。ぬっぺりとした肉瘤へ吸いつきつつ、裾野部分にかけて飲み込んでゆく。
にゅぷっ……ぢゅぷぷぷ……。
「んっ、あぁっ、はあぁ……薫先生のが……入ってきてます」
わずかに腰を下ろすたび、飛鳥は熱い喘ぎをもらす。
まがまがしく膨張して笠を広げた亀頭によって女肉穴を押し広げられ、官能の喜びを奏でられているからだ。陸上部での鍛錬で引き締まっている脚は、腰を浮かせた不安定な姿勢でも難なく保っていられる。しかし、巨大な肉瘤によって膣穴を拡張されるのにともなって快楽を響かされ、どうしても脚がふるえてしまう。
「あんっ……。気持ちよすぎて……脚が……」
女肉穴の入り口がひときわ大きく押し広げられ、亀頭の張り出しが通過する。
膣口の縁を拡張されただけでなく強くこすられて、激しい快楽が奏でられた。
「んあああぁっ……」
中腰姿勢の身体がひくんと引きつる。
女陰で響かされた快楽は一瞬にして身体中を駆けめぐり、全ての神経を快楽にしびれさせた。脚への意思伝達も官能によって瞬間的に遮断され、膝から力が抜けてしまう。腰を浮かせていられなくなり、小ぶりな尻肉が勢いよく落ちた。
隆々とそびえ立つ肉柱を目がけて、まともに座り込んでしまったのだ。
発情して濡れそぼった女肉穴を、強ばりきった肉柱でえぐり上げられる。
「はあぁぁぁっ!」
はばかりのないよがり啼きが国語教官室に響き渡った。
しなやかな上体がびくんとのけ反り、ポニーテールが跳ね上がる。
大股開きで男の腰にまたがった状態で、飛鳥は快楽に身をわななかせていた。
その有り様は、男性器という肉杭で磔にされたといった感じである。
「薫先生のものがすごすぎて……腰が抜けちゃいました……」
小悪魔を思わせる微笑を浮かべ、唇同士が触れ合いそうなほどの近さでささやく。
「や、山城くん……」
薫は、教師の倫理観を云々する余裕すらなく、ただひたすらに快楽をこらえている。
小ぶりな美尻が勢いよく落ちてきた時、当然のことながら薫も激しい快楽を味わわされていた。締まりのよい膣肉穴で一気にくわえ込まれ、そそり立つ男性器から歓喜の荒ぶりが流れ込んできたのだ。硬直した肉柱は喜びに悶え、尿道に残っていた最後の牡汁をぴゅるぴゅると吐き出した。
(危うく……もらしちゃうところだったよ……)
もし令嬢の手で射精をしていなかったら、間違いなく暴発させてしまったことだろう。くわえ込まれた途端、精液をもらしてしまったとしたら……。
教師としての威厳以前に、男としての面目は丸つぶれだ。
「どうですか? 女子校生のあそこを生で味わった感想は」
牝の欲情に濡れた眼差しで、飛鳥は新任教師を見つめる。
「そ、そんなこと……恥ずかしくて答えられません……んうぅっ……」
「先生のものは喜んでくれているみたいですけど?」
意識してのことなのか不随意筋によるものなのか、女肉穴はきゅうきゅうと喰い締めてきた。亀頭の先から肉胴の根本までをくわえ込んだまま、きつく吸いついてくる。
膣穴自体の狭さもさることながら、その周辺の筋肉がよく発達していて力強く締めつけてくるような感じだ。
鍛えられた名器とでもいおうか、強い喰い締めの女肉穴にむしゃぶり吸われて、薫の男性器は喜びに悶えている。熱く潤んだ膣粘膜にぴったりと吸いつかれ、締め上げられて、男の象徴はびくんびくんとのたうち跳ねていた。
薫自身の口から言葉を発しなくとも、男性器が喜びの悲鳴を上げているのだ。
(と、とっても気持ちがよくて……じっとしているだけでも、もう……)