女子校生令嬢たちの淫らな保健実習

と同時に、その危機感というか背徳感が、牡欲を高ぶらせてしまうのだ。

表立って歓喜の声を出せない分、下半身の逸物は思う存分に喜びを表現している。堂々とそびえ立つ肉柱は、存在を誇示するかのようにのたうち暴れていた。裾野を広げた亀頭は、脈動のたびに喜びの涙を流している。

上半身は教師として古文の説明を続けているが、下半身は発情期の牡さながら。

(こ、これ以上は……あっ、あふぅぅ……)

桜子の手しごきと口唇愛撫とが、ますます淫奔なものになりつつある。

令嬢にさらなる奉仕をうながすため、飛鳥が豊乳に淫らな責めを加えているからだ。左手は乳首を摘み上げ、繊細な指づかいでしごき上げる。右手はスカートの中へと侵入し、下穿き越しに処女秘唇をこねまわしている。

女の性感を知り尽くした指づかいで秘めやかなところを責められ、旧家の令嬢は恥ずかしい快楽にさいまなれていた。あふれそうになるよがり啼きを何とかして抑え込むため、目の前の亀頭にむしゃぶりつく。股間への指弄を許してもらうために、たくましい肉柱への手しごき奉仕にいそしむ。

乳首と処女秘唇で響かされる快楽をそのまま男性器へぶつけるかのように、桜子は口唇と手指を捧げた。憑かれたような淫らさで亀頭を吸い貪り、肉胴をしごき抜く。

女子校生令嬢たちの淫らな保健実習

「はくうぅぅっ……」

薫は知的な眼鏡顔を歪め、びくんと背筋を反り返らせた。

「ど、どうかなさいましたかっ?」

由香里の心配そうな問いかけにも薫は上の空。

というのも、机の下で牡の欲望汁を思い切りほとばしらせていたからだ。

どびゅっ、ぶびゅっ、びゅぶぶ……ぼびゅぐぶぶっ……。

口唇愛撫と手しごきによる快楽をこらえきれずに、溜まりに溜まった白濁汁をとうとう爆射してしまった。令嬢の口内に容赦なく。

薫の罪悪感とは裏腹に、極限まで膨張した男性器は歓喜にのたうちまわっていた。荒々しい脈動で桜子の口唇を犯し、喉奥を目がけて灼熱の白濁汁を打ち込んでいる。

何も知らない由香里の目の前で。

(ぼ、僕……何てことをしてしまったんだろう……)

しかし、罪の意識が深ければ深いほど、それによってもたらされる背徳の快感は大きくなる。純真無垢な眼鏡美少女と教師としての会話を交わしつつ、机の下では気高い令嬢の喉奥深くへ精液を注ぎ込んでやったのだ。規範意識に支配されていない心の奥底では、牡獣としての一面が喜びの咆哮を上げている。

「先生、薫先生? 大丈夫ですか? お加減が悪いんですか?」

由香里に呼びかけられて薫は我に返った。

「す、すみません……。ちょっと、その、めまいがしたもので……」

「保健室にいらした方がよいのでは……?」

「い、いえ。それにはおよびません」

薫は、立とうにも立ち上がれない状態にある。

上半身は教師にふさわしくきっちりとスーツを着ているが、下半身のスラックスからは男性器がそそり立っているのだ。しかもその男性器は、女生徒二人の唾液と噴射したばかりの精液とによって、ぬらぬらにぬめった不気味な姿を呈していた。

しかも、勢いを失いかけた肉柱へ桜子がまだむしゃぶりついている。

「そ、その……申し訳ないのですが、今日はここまでにしていただけますか?」

なおも心配そうな顔をしている由香里が教官室を出ていってから、薫はようやくにして一息ついた。椅子を後ろへ下げて、机の下を覗き込む。

「二人とも……。由香里くんに気づかれたらどうするんですか」

机の下の狭い空間で、飛鳥は悪戯な笑みを浮かべていた。

「その時はその時です」

飛鳥の左手はなおも令嬢の乳首をとらえており、淫猥な指づかいで揉み転がしている。右手は桜子のスカート内へ侵入していて、下着越しに処女秘唇を指弄していた。

「由香里さんにも保健体育の授業を受けさせるっていうのはどうですか?」

左右の手指を駆使して良家のお嬢さまを責め嬲り、男性器への奉仕をうながし続けていたのだ。ぷっくりとふくらんだ乳首をしごき、まだ男性を知らない女唇を揉みまさぐって、処女令嬢を淫猥な性技実習へと駆り立てている。

「んっ……んうぅ……んあぁ……。薫先生から……お情けをいただいたのですから……もう恥ずかしい仕打ちは止めてくださらない……」

旧家に生まれた気高い令嬢は、ひざまずいて男性器にしがみついたまま、なおも亀頭を舐めしゃぶっていた。唇の端から白く濁った粘液を垂らしながら、うっとりとした顔つきで亀頭の割れ口を吸引している。

冷ややかな麗しさの顔がほんのりと朱に染まっているのは、恥ずかしさだけが原因ではない。感じやすいところを悪戯されて、官能の喜びを響かされているからでもある。また、男の象徴に舌や唇を捧げているうちに、粘膜を通して牡の欲望が流れ込んできて、若い女体が高ぶってしまったのだ。おまけに濃厚極まる精液をたっぷりと飲まされたために、牡汁の匂いと味に酔ったような有り様になっていた。

「私……おかしくなってしまったのかしら……。心地よくて、身体がふわふわと浮いているような感じですの……」

陶然としている令嬢を見て、飛鳥は淫らがましい笑みを浮かべている。

「桜子ったら、気をやったのね」

「気をやる……とは何ですの?」

どうやら桜子は、これまで性的絶頂を味わったことがないらしい。