女子校生令嬢たちの淫らな保健実習

「な、何をするのですっ……」

「薫先生だけ恥ずかしいところを出しているっていうのは不公平でしょ」

襟元のボタンだけを残して、胸のボタンをひとつずつゆっくりと外してゆく。

まるで、さらに熱を込めての手淫奉仕をうながしているかのように。

「ひいぃ、いやっ……。薫先生に胸を見られてしまうなんて……」

だが、胸元をはだけられようとしていてさえ、桜子の両手は男の象徴に捧げられている。少しでも早く射精に導こうと、男根をしごく手に一層の熱を込めた。

「その調子よ。薫先生の大切なものを気持ちよくしてあげて」

令嬢の耳を息吹でくすぐりつつ、飛鳥は容赦なく胸元をはだけてゆく。

たわわな乳房によって内部から押し上げられているため、ボタンをひとつ外すたびにブラウスが爆ぜ開いた。リボンがかけられている首元のボタンは留まっているため、豊乳の内圧で自然とブラウスが広がるのだ。

純白のブラウスが割れ爆ぜて、その間から乳白色の肌が覗く。

思わず薫は目を見開いていた。

豊かな乳房同士がぶつかって形づくられた谷間が、ブラウスから垣間見えている。

(うわっ……。桜子くんの胸っ。見ちゃいけない。見ちゃいけないんだけど……)

まばゆいほどに白い乳肌から目が離せない。

手のひらにあまるほど豊かな乳房は、ブラウスの中で押し合いへし合いしていた。やわらかな乳房と乳房とがぶつかりあってひしゃげ、魅惑の谷間を形成している。

「いや……」

令嬢の涼やかな美貌が羞恥に赤らむ。

そそり立つ男性器に両手を捧げたまま、身を縮めて反射的に両腕をたたんだ。そうすることで、少しでも乳房の白肌を隠そうとしているのだ。

しかし、その恥じらいの仕草が、薫の欲望をなおのこと刺激してしまう。牡欲のこもった眼差しは触手さながらのぬめりを帯び、豊乳の谷間を舐めまわした。

「んあぁ、あっ……あん……。薫先生が……いやらしい目で見ていますわ……」

触手のような実体感をともなった視線に乳房の谷間をまさぐられて、桜子はひざまずいたまま身をくねらせる。とはいえ、両手はなおも男性器に尽くしている。

熱い喘ぎをもらしながら尻肉を揺すっている姿は、乳肌を見られて恥ずかしがっているというよりも、視線触手にまさぐられて感じているかのようだ。

「早く先生からお情けをもらわないと、もっと恥ずかしいことになるのよ」

飛鳥は、令嬢のブラウスをさらにはだけてゆく。

胸元のボタンが外れたブラウスを、ゆっくりと左右に剥き開いていった。お嬢さまに恥ずかしさを味わわせるべく、じわじわと少しずつ。

「そんな……。これ以上はずかしめられたら、どうにかなってしまいますわ……」

たわわに実った豊乳が徐々にあらわになってゆく様は、良家の令嬢を羞恥の炎で灼くとともに、新任教師の勃起中枢をまともに刺激していた。そそり立つ男性器は浅ましいまでに脈動し、肥大した亀頭は先触れの粘液を吐き出している。

「桜子ったら、私の言いつけを守ったのね。いい娘よ」

「保健体育のために必要だと言うから着けてきましたのに……。薫先生に見られるなどとは聞いておりませんわ」

桜子が胸に着けているのは純白のハーフカップブラジャー。

細密なレース飾りが施されているその下着は、良家の令嬢にふさわしく優美で豪華なものだ。しかしカップの面積は通常の半分ほどしかなく、乳房の上半分はこれ見よがしに露出している。それは、乳房を男性の視線から守るための下着ではない。女の象徴を妖艶に彩って、男性の目を惹くためのものである。

「下着を見られる恥ずかしさなんて、すぐに忘れさせてあげる」

ぬめるように淫らな微笑とともに、飛鳥はハーフカップに指を引っかけた。

乳房の頭頂部ぎりぎりまでしか隠していないカップを、一気に剥き下ろす。

「んはあぁ……」

薄桃色の乳首がぷるるんと弾け出る。

乳房の中でもとりわけ恥ずかしいところをあらわにされ、黒髪の令嬢は高い悲鳴を上げた。それでも勃起男根に両手を捧げている姿は、倒錯的で妖しい美しさがある。まるで、両手首を見えざる手枷で拘束され、肉柱の根本にくくられているかのようだ。

「ひいぃっ、いやぁ……。薫先生の視線が胸に……んあっ、ひあぁぁ……」

不可視の触手と化した視線が桜子の乳首に絡みつき、むしゃぶり吸う。

ひざまずいた令嬢は、巨躯の肉柱に両手を捧げたまま女体をくねらせた。牡欲のこもった眼差しで乳首をくすぐられて、肉感的な肢体を悶えさせる。

身をよじるのに合わせて尻肉がうねり、剥きはだけられた豊乳が揺れ弾んだ。首元の赤いリボンが乳房の谷間に垂れ下がっていて、乳肌の白を引き立てている。

「乳首を見られる恥ずかしさも、私が忘れさせてあげる……」

飛鳥は、令嬢の背中に右腕をまわして抱きつきながら、左右の乳房をすくい上げた。

手のひらいっぱいに揉みしだく。

「あんっ、ああぁ……。そんなに揉まれては……ひっ、ああんっ……」

勃起男根へしがみつくようにして桜子は身をよじらせた。

乳房を揉みしだいているのが同性だとしても、令嬢にとっては何の慰めにもならない。むしろ、女性の性感を知り尽くしているのであろう飛鳥に揉みまわされて、心ならずもふしだらな喜びを味わわされてしまう。

「んあぁ、あん……。胸が……胸がおかしくなってしまいそうですの……」