女子校生令嬢たちの淫らな保健実習

「私ひとりで……できますかしら……」

美しい黒髪のお嬢さまは、かすかにふるえる指で太い肉胴を握りしめる。不気味な形相の亀頭や力強く脈動する肉胴に怯えの表情を見せつつも、男性器から手を離そうとはしなかった。ほんの少しだけためらった後、おずおずとしごき始める。

「ううぅ、んうっ……はううぅっ」

薫は、椅子にかけたまま歓喜に呻いていた。

飛鳥の巧みな手しごき奉仕も心地よいが、桜子のぎこちない手淫はまた別の興奮をかき立てられる。ポニーテールの美少女は肉体的な快楽を味わわせてくれるのに対して、この穢れなき深窓の令嬢は牡の征服欲を満足させてくれた。

(たどたどしい手つきだけど、なぜか興奮してしまうっていうか……)

高貴かつ清らかな処女に男性器をしごかせているというだけで、男ならば誰でもどこかに抱いている根元的な欲望を満たしてくれる。冷ややかで高慢な一面もある桜子に淫らな奉仕をさせているのかと思うと、熱い欲望が沸きたぎってくるのだ。

たくましく勃起した肉柱は、令嬢の手でしごかれるたびに荒々しく脈動している。大きく笠を広げた亀頭は、その頂の割れ口から無色透明の汁を滲み出させていた。

「薫先生のもの……こんなに浅ましく暴れていますわ……。ひっ、あぁ、んぁ……」

手の中で暴れまわる『牡』の荒々しさに、桜子は小さな悲鳴を上げる。

「桜子の手でしごかれて喜んでいるのよ」

飛鳥は、右隣にいる級友の腰へ右手をまわした。二人して新任教師の足元にひざまずいた状態で、腰と腰とをより一層のこと密着させる。飛鳥の小ぶりで引き締まった尻と、桜子の形よい美尻とがぶつかりあって、双方ともわずかにひしゃげている。

「そのまま、薫先生のものをしごき続けてね」

熱い息吹で桜子の耳をくすぐってから、飛鳥は左手をゆっくりと令嬢の胸元へとやった。胸の大きなふくらみを、ブレザーの上からねっとりと撫でまわす。

「んっ、ああぁ……。な、何をするのですっ」

桜子の右手は肉胴を握ったまま止まり、左手は反射的に自身の胸を守ろうとする。

「ほらほら、どうしたの。右手が休んでいるよ」

飛鳥は、後輩に指導するかのような口ぶりで同級生をたしなめた。

「それから、左手はいつも男のものに添えているように。昨日も教えたけれど、そうすることで男性に敬意を示すの。胸をさわられたくらいで左手を離してはだめよ」

お仕置きとでも言わんばかりに、豊かなふくらみを揉みこねる。

「そんな……ああぁ、ひいっ、んああっ……」

ブレザー越しに胸をこねまわされて、旧家の令嬢は悲鳴とともに身をよじらせた。

しかし、胸元を責める手を払いのけようとはせず、自由な左手を肉柱の根本へと添える。そして、初々しくうやうやしい手つきで男性器への奉仕を再開するのだった。

「いいよ、桜子。そのまま絶対に手を離さないようにね」

小悪魔を思わせる微笑とともに、飛鳥は左手をブレザーの内側へともぐり込ませる。

お嬢さまの豊かな乳房を、手のひらいっぱいに揉みしだいた。厚いブレザーの上からではなく、薄いブラウスとブラジャーのみに守られた豊乳を、ぬめるように淫らな手つきで揉みまさぐったのである。

「あひっ、ああぁ、あんっ……。言われた通りに……しごいておりますのに……」

いくら同性の手であるとはいえ、女体の恥ずかしいところをブラウスの上からねちねちとこねまわされ、桜子は羞恥の悲鳴を上げた。

それでも、飛鳥の指導に従って男性器から手を離そうとはしない。

まがまがしくそびえ立つ肉柱を右手でしごき上げ、陰毛の茂る根本に左手を寄り添わせている。その従順な様は、心底から男の象徴に尽くそうとしているかのようだ。

「今日は二日目なんだから、実習形式で勉強するの」

ポニーテールの女生徒は、野性味ある美貌にとびきり悪戯な微笑を浮かべている。

「薫先生を射精させるまで、少しずつ恥ずかしいことをしていくから」

「そ、そんな……」

「えっちなことをされたくなかったら、早く『お情け』をもらってね」

豊かなふくらみの頂に指腹を押しつけ、ブラウスの上からくりくりとこねまわす。

「んああぁ、あっ、あん……。そこは……許して……」

ひざまずいた令嬢は身をくねらせ、熱い喘ぎをもらしていた。衣服や下着に守られてはいても、同性の指先は乳首の位置を正確に探り当てている。感じやすいところを巧みに悪戯されて、くすぐったく甘酸っぱいような感覚が処女の肉体に響き渡った。

勃起男根をしごく手つきはなおのこと艶熱を孕み、さらに淫らなものとなってゆく。

(はうっ、ああぁ、あふぅっ……。そんなにされたら……またっ……)

剥き出しでそそり立っている男性器は、心地よさのあまりにびくびくんと跳ね暴れていた。裾広がりの亀頭は、頂の鈴割れから粘液をあふれさせている。

もはや仕事どころではない。

男性器からこみ上げてくる快楽もさることながら、膝の間で繰り広げられている淫猥な戯れが薫を興奮させていた。高貴かつ高慢な令嬢が肉柱に手淫奉仕しているだけではなく、猫を思わせる美少女が指導という名目で淫らな悪戯をしているのだ。

飛鳥は、ブレザーの内側で豊乳をまさぐっているだけでは飽きたらず、上着の第一ボタンを外し、ブラウスのボタンまで外し始めた。