「薫先生……」
「でも、最後の最後に姿勢を崩したことのお仕置きは、また後でしますからね」
まくり上げたスカートを下ろすことも許さず、熱く火照った尻肉を軽く撫でてやる。
お尻叩きで絶頂にまで追いやったことで、薫は激しい興奮に見舞われていた。ズボンの中で男根をぎちぎちに硬直させながら、桜子と飛鳥の方を振り向く。
「お待たせしました。次は桜子くんの検査ですよ」
旧家の令嬢は、自らの手でスカートをまくり上げたまま、太腿同士をもじもじとすり合わせている。厳しい表情で薫を睨みつけてはいるが、その瞳は牝情に潤んでいた。
「いくら女子校でも、下着を検査するなんて行きすぎた生徒指導ですわ」
抗議をしつつも桜子は、かすかに股間を前へせり出させている。
検査してくださいと言わんばかりに差し出された股間には、光沢ある純白の下着が喰い込んでいた。精緻なレース飾りがふんだんに施されたもので、気品と優美さとをともに備えている。旧家の令嬢である桜子が穿くのにふさわしいものだ。
「美しい下着ですね。桜子くんによく似合っていますよ」
心からの讃辞を述べるとともに、粘りつくような視線で令嬢の下着を舐めまわした。
「でも……よく似合ってはいますが、女子校生が穿く下着としては扇情的すぎます」
視線で舐めまわしただけでなく、中指の腹でねっとりとなぞりまわす。なめらかな手ざわりの股布をまさぐって、女肉門の盛り上がりをくすぐってやった。
「こ、これくらいの下着は、淑女のたしなみですわ……んっ……んぅぅっ……」
下着の上から秘めやかなところをくすぐられて、令嬢は低い呻きをもらしている。
「んんっ……おかしなところを……さわらないでいただけます……? んぁ……」
股布が指先の感触を増幅させ、もどかしいような切ないような感覚となって桜子を悩ませていた。姫花肉はむずむずとしたくすぐったさに悶え、陰核を浅ましく尖り立たせている。膣口は物欲しげに収縮して、ひそかに粘液をもらしていた。
「学級委員の桜子くんには、下着についてもみんなの手本となってもらいませんと」
くすぐったさに悶々としていた女肉門を、股布越しに指腹で突き上げてやる。
「ああんっ」
もどかしい快感に懊悩していた令嬢は、いきなり直接的な刺激を与えられて、思わず高い声を上げてしまった。冷涼な麗しさを誇る彼女がもらした声は、理不尽で淫らな下着検査への悲鳴ではない。甘美な官能を味わわされたがゆえのよがり啼きだ。
光沢ある股布の裏側で咲きほころんでいた姫花肉は、喜びのあまりにぢゅくりと蜜汁をもらしてしまう。膣口からあふれた粘液が大量であるがために、高級感あふれる絹地の股布にあからさまな濡れ染みができてしまった。
「こんなにあそこを濡らしていて、良家の令嬢として恥ずかしくないのですか?」
言葉で羞恥心を刺激しつつ、粘ついた指づかいでなおも姫肉門をこねまわす。
「んんっ……くぅぅ……んうっ……。わ、私……濡らしてなどおりませんわ……」
自らの手でスカートをまくり上げ、かすかに股間をせり出させてさえいる令嬢だが、姫花肉が潤んでいることだけはかたくなに否定していた。
「自分の罪を素直に認められない女生徒には、厳しいお仕置きが待っていますよ」
なめらかな絹地に指腹をめり込ませて、小刻みな振動で女唇を責め立てる。
さながら、女唇そのものに自白を強いているかのように。
凛とした気品を漂わせる令嬢は、きつく唇を結んでよがり啼きをこらえていた。
だが、上の唇は結ぶことができても、股間の底に息づく秘めやかな唇は自らの意思で結ぶことができない。桜子の姫唇は令嬢らしからぬ淫らさで咲き乱れていた。紅色の花弁をめくり返らせて、じれったさに悶える女肉口は熱い蜜汁を垂れ流している。
「由香里くんの隣でお仕置きの姿勢を取ってください」
「私は、由香里さんのように泣き叫んだりはいたしませんわよ」
良家の令嬢は、由香里をちらりと見やってから挑むような眼差しで薫を見つめた。
一見すると高飛車な態度だが、もしかしたら由香里にした以上のお仕置きをおねだりしているのかもしれない。その証拠に、桜子は薫の命令に逆らおうとはしない。
眼鏡娘の右隣で上体を屈めて、両手を机に置く。肉づきよい豊尻を、打ってくださいとでもいうように後ろへ差し出す。高貴で高慢そうな美貌は淫らなお仕置きへの憤りをあらわにしていたが、その瞳は秘めやかな期待感に潤んでいた。
「桜子くんがいつまで悲鳴をこらえていられるのか、楽しみにしていますよ」
薫は、令嬢生徒のスカートを大きくまくり上げて、純白の下着に包まれた豊尻をあらわにする。その丸みを手のひら全体で撫でまわし、割れ目を深々とまさぐった。
「んんっ……。どんなお仕置きをされても、音を上げたりはしませんわ」
長い黒髪のお嬢さまは、冷ややかな声音で気丈な言葉を発している。
しかし、お仕置きを受けるための恥ずかしい姿勢を従順に保ち続けているばかりでなく、お尻の割れ目をまさぐられるたびに甘い喘ぎをもらしていた。
(口では嫌がっていても、態度でおねだりしているところがそそられるよね)
薫は、令嬢の桃尻に張りついている下着を右手でつかみ、紐状に絞り上げる。