女子校生令嬢たちの淫らな保健実習

「オナニーしながらだと、もっともっといいのっ……あひっ、はあぁぁっ……」

自身の女芯を揉みこねつつ、飛鳥はさらに腰づかいを激しくした。

何ものかに憑かれたような躍動ぶりで尻肉をうねり舞わせ、泣き濡れた女肉穴で男根を貪り責める。陰核から響き渡る快楽に突き動かされて、上半身を勢いよく弾ませている。猫を思わせる女生徒は、頼りない新任教師を乗り犯しているのだ。

「山城くんっ……。ぼ、僕っ、我慢しきれませんっ。あ、あそこから抜いてくれないと……本当に膣内で出しちゃいますっ」

切羽詰まった声音での訴えは、飛鳥の嗜虐心をなおのこと煽ってしまったようだ。

「泣き言なんか聞きたくありません。先生って本当に情けないですね。そんなことでは、女子校の教師は勤まりませんよ」

野性味のある美貌に小悪魔の微笑を浮かべつつ、発情期の牝獣を思わせる荒々しさで尻肉を跳ねさせる。男の象徴を締めつけ、力強くしごき上げる。口では薫のことをののしりつつも、熱く濡れそぼった女肉穴で精液を搾り取ろうとしていた。

それに加えて左腕を薫の首に巻きつけ、たっぷりの唾液にぬらめいた舌を新任教師の唇へ抜き差ししている。喘ぎにゆるんだ唇を舌でまさぐり、口の奥で縮こまっている舌を舐めまさぐった。舌同士をこすり合わせる。

性感帯ではないものの、粘膜と粘膜との触れ合いは興奮をもたらしてくれた。

「んんっ、んううぅぅ……。僕は、山城くんのためを思ってっ……」

薫は、腰の底から湧き上がってくる快楽をどうにかして抑え込もうとしている。

温かでぬるぬるとした舌に口内をまさぐられようとも、熱く濡れた女肉穴で勃起男根を吸いむしゃぶられようとも、懸命になってこらえている。

(六条くんも見ているんだから、出すのだけはっ、出すのだけはっ……)

高貴な令嬢は、腰を抜かして座り込んだまま、まばたきすら惜しんで肉交に見入っていた。桜子の存在を意識すると、かえって倒錯の興奮がこみ上げてくる。

(出すのだけはっ……中で出すのだけは絶対に……)

若い女体によって味わわされている官能を、薫は何とか耐え抜こうとしていた。

しかし限界が訪れる。

「はうあああぁぁっ!」

快楽が許容量を超え、一気に破裂した。

性の歓喜は荒ぶるうねりとなり、腰から脳天にかけて突き抜ける。

一度の射精では放出しきれなかった牡汁が、満を持してほとばしる。

びゅぶぶぶっ!

煮えたぎった白濁汁を膣奥深くにぶちまけた。

ぶびゅっ、ぶびゅんっ、ぼびゅるっ、ぼびゅるぶんっ……。

極限まで硬直してそそり立った男性器は、女子校生の膣肉穴にぬっぽりとくるみ込まれた状態で、濃縮された精液を放出したのだ。教師としての規範意識などとは無関係に、むしろそれと相反する形で、牡の汁を容赦なく吐き出したのである。

「あっ、ああぁ? 薫先生の精液が、私の中に……ああん……」

飛鳥も、ポニーテールを振り乱しながら喜びの悲鳴を上げていた。

自らの右手で女蕾をこねまわしつつ、射精に脈打つ男根を女陰花で貪り吸っている。

「んあぁ、あっ、あんっ……。私も、もう……いっちゃいそうっ」

ぷっくりとふくらんだ女蕾から、めくるめく快楽が噴き上がる。

淫らに濡れ咲いた女花肉は、脈打つ男性器にえぐられて喜びに悶える。

二カ所で奏でられた愉悦は響き合い、この上ない官能となって女子校生をよがり悶えさせた。若さに満ちたしなやかな女体は、弾ける歓喜にのけ反り跳ねる。

「あひっ、ああぁっ……んああああああああああぁぁぁぁぁ……」

ひときわ高いよがり啼きが教官室の空気をふるわせた。

猫を思わせる美貌の女生徒は、大股開きで新任教師の腰にまたがったまま背をのけ反らせ、小刻みに身を引きつらせている。

情けないと罵倒していた薫の男性器で、女の喜びを極めたのだ。

気をやったのである。

萎えかけた肉柱を女唇でくわえ込んだまま、飛鳥は濡れた眼差しで薫を見つめた。

「まだまだ補習が必要ですけど、一応は合格点をあげます」

呆然としている新任教師に軽く口づけをする。

そして、女肉穴の奥深くへ精液を注ぎ込まれたことへのお返しとでもいうように、舌を抜き差ししながら大量の唾液を薫の口内へ流し込んでいた。

「んんうぅ……んっ、んんぅぅ……。山城くん……んうぅぅ……」

当の薫は、二度もの射精で精も根も尽き果てたようにぐったりとなっている。萎えかけた男根を喰い締められるたび、唇に唾液を注がれるたび、力なく呻いていた。

そして、濃密すぎる保健体育の授業を目の当たりにした桜子は、魂を奪われたかのように座り込んでいる。スカートの中で太腿同士をきつく閉じ合わせながら。

第二章 お嬢さまに保健実習

その翌日。薫は、女生徒たちの顔をまともに見ることができなかった。

(僕は……何ということをしでかしてしまったんだろう……)

朝のホームルームではうつむきがちで、必要なことを話した後に逃げるようにして教室を後にした。授業においても、背中を丸めて教科書を覗き込んでばかり。解説する時の口調は歯切れが悪く、いつにも増して頼りない。

(教師として絶対にしてはいけないことをしたのに、どうして……)

特に困ったのは、担任学級での授業だ。桜子や飛鳥の顔を見ると、国語教官室での出来事が思い出されて、股間の逸物がむずむずとしてしまうのだ。