「許して、薫先生。口で謝るだけじゃなくて、身体でもお詫びしますから」
薫の手を取り、ブルマーを穿いた股間へと触れさせた。
「はうっ」
濃紺のナイロン地越しに女子校生の秘めやかなところを感じ、薫の牡欲は一気に燃え上がる。飛鳥のそこは、手でさわるどころか男性器で貫いたことさえ何度もあるが、ブルマーの上から触れると、背徳の興奮がこみ上げてきた。
ジャージの内部で男性器がいきり立ち、布地を力強く突き上げる。
「あ、あ、飛鳥くん……。な、何を……?」
「今朝のお詫びに、私のここ、好きなだけさわっていいですよ」
飛鳥は、ほどよく引き締まった太腿で新任教師の手を挟み込み、見せつけるような腰つきで股間を前後させた。ブルマーに包まれた股間を薫の手のひらへすりつける。
「そ、そんなお詫びをしてもらっても……こ、困りますよ……」
口ではそう言っているが、ジャージの股間部分はあからさまに盛り上がっていた。
「股間のものは喜んでいるようですが?」
にやにやと含み笑いをしながら、飛鳥は空いた手で教師の股間を撫でさする。
「ううぅぅっ……」
球技大会の間中、半勃起で煮え切らなかった男性器は、久しぶりの愛撫に色めき立った。ジャージの中で跳ね暴れ、亀頭の鈴割れから喜びの粘液を吐き出す。
薫も男の欲望に押し流されてしまい、ブルマーの底部を無意識のうちに中指の腹でまさぐった。女陰門があるとおぼしきところへ、布地越しに指腹をめり込ませる。
「ああんっ……。薫先生ったら、そんなところを悪戯しないでください」
聞こえよがしの嬌声を上げながら飛鳥は身をくねらせた。
新任教師の猥褻行為をとがめはしているものの、引き締まった太腿の間に手のひらを挟み込んだまま。それどころか、さらなる指弄をおねだりするかのように美尻をくねらせる。細身の女体がよじられるたび、ポニーテールが挑発的に揺れ跳ねていた。
新任教師と飛鳥が淫らに戯れているのを目の当たりにして、桜子は声を荒らげる。
「ちょ、ちょっと飛鳥さんっ。何をやっていらっしゃるの? 薫先生にお詫びをするのでしょう? それなのにこんな……」
飛鳥は、見せつけるかのように尻肉をくねり舞わせていた。ジャージに浮き出た男性器をねっとりと撫でさすりつつ、蠱惑的な微笑とともにお嬢さまを見やる。
「だからこうして、身体でお詫びをしているんでしょ」
「そ、そんな破廉恥なこと……」
令嬢の気高い美貌は、ほんのりと桜色に染まっていた。怒っているというよりは拗ねているといった顔つきで、同級生と新任教師を交互に睨みつけている。
「薫先生も薫先生ですわ。飛鳥さんにたやすくたらし込まれてしまうなんて……。昼間の態度といい、本当に情けないですわ」
「た、たらし込まれたわけじゃなくて……あふっ……」
飛鳥の手しごきに命じられるまま、薫はいいように啼かされていた。
ポニーテールの小悪魔美少女は、体育シャツに浮き出た乳房のふくらみをことさらにすりつけながら、巧みな手つきで勃起男根をしごき上げている。
羨ましいでしょうと言わんばかりの眼差しで令嬢を見やり、淫らな笑みを浮かべる。
「ねえ、桜子も私と一緒にお詫びをしてくれない?」
「ど、どうして私がそのようなことを……」
険しい顔つきで飛鳥を睨むが、瞳には秘めやかな欲望が見え隠れしていた。
「桜子も見たでしょ。球技大会の審判をしている薫先生が、女生徒の胸をいやらしい目で見ていたのを。ブルマーを見て股間をふくらませているのを」
「ぼ、僕はそんなこと……はぁぅぅ……」
薫の弱々しい抗議は、淫猥な手しごき愛撫によってたやすく沈黙させられる。
「確かに、薫先生のいやらしい視線は、目にあまるものがありましたわ」
「女子校の教師なんだから、ブルマーを着た女生徒にも慣れてもらわないといけないでしょ。だから桜子も手伝って」
「し、仕方がありませんわね……。そういうことでしたら私もお手伝いしますわ……」
黒髪の令嬢は、同級生にならって新任教師の左手を取った。
「えっ……あの……桜子くん?」
「体育着姿の女生徒に慣れていただくために、特別に私の胸をさわらせて差し上げますわ。ほ、本当に特別なのですから、勘違いをなさらないでくださいね」
気品ある端正な美貌に怒ったような表情を浮かべ、桜子は薫を睨みつける。
だが、抜けるように白い肌にはほんのりと朱が差していた。
薫の左手首を、緊張のためか少し強めに握りしめる。体育シャツの胸元に張り出している大きなふくらみへ、薫の手のひらを押しあてがった。
「ああぁ……」
自らの意思でそうしたにもかかわらず、桜子はびくんと女体を引きつらせる。
(な、何だかこうして体育シャツの上からさわると、別の興奮が……)
体育の授業でしか着用されないであろう白シャツは、薫に妖しい高揚をもたらしていた。桜子の年齢や教え子であることがあらためて実感され、罪悪感がこみ上げてくると同時に牡の欲望を刺激される。
無意識のうちに令嬢の胸元へ手のひらを押しつけていた。ナイロン地のなめらかな感触を手のひらいっぱいに味わい、乳房のふくらみをじっくりと堪能する。桜子の胸元は、豊饒を象徴するかのような実りを誇り、女性らしいやわらかさに満ちていた。