それを味わわされた男性器は、狂ったようにのたうちながら喜びに咆哮した。
そびえ立つ肉柱の根本から灼熱の牡汁が湧き上がり、歓喜の脈動に吸い上げられて尿道を駆け上がる。裾広がりの亀頭から勢いよく弾け出る。
びゅぶっ、ぶぶびゅっ、どびゅぶ、どびゅぶんっ!
おびただしい数の精子が泳ぎまわっている白濁汁を、令嬢の膣奥に注ぎ込む。
子宮口に亀頭を密着させたまま精液を噴き上げる。
薫はただ一匹の牡獣となって、荒々しく腰を躍動させていた。脈打つ男根でなおも令嬢の女肉穴をえぐり抜き、注ぎ込んだばかりの精液を秘粘膜へすり込んでいる。
「はあぁぁ、ああぁ……。せ、先生のが、私のあそこに……んああぁ……」
気をやらされて心地よく脱力していた桜子は、ひときわ力強く脈動する男性器に女肉穴をえぐられて、熱い喘ぎをもらしていた。
口だけでなく、股間に息づく膣口でもたっぷりの精液を飲まされて、うっとりとした顔つきをしている。その表情は、女になったことを誇っているようでもあった。
「わ、わたくし……これで正真正銘の淑女になれましたのね……」
誰に言うともないつぶやきに、薫は答えることができなかった。
射精に脈動する男性器で処女肉穴を突き上げる。
ただ牡の本能に突き動かされて、気高い令嬢を貪り続けていた。
第三章 ブルマーとスクール水着
そんなこんなで四月の末。
大型連休が間近に迫ったこの時期は、全校で球技大会をすることになっている。
休み明けの月曜日で、しかも二日後の水曜日からは大型連休に突入するという状況では、どんなに生真面目な女生徒でも勉強に身が入らない。
そこで、いっそのこと二日間ほどレクリエーションをしてしまおうというわけだ。
(球技大会か……。これで一息つけるかも……)
国語教官室でジャージに着替えながら、関島薫はひとりで思案していた。
この一ヶ月というもの、桜子や飛鳥に振りまわされてばかりいたため、授業の準備や事務作業が遅れ気味になっている。新任教師であるために全てが試行錯誤で、しかも女生徒二人に翻弄され続けてきたとあっては、まともな準備ができるはずもない。
(大型連休の間に、溜まっていた仕事を一気に片づけちゃおう)
そんな目算を薫が立てていたその時、教官室の扉が激しく叩かれた。
「薫先生っ、大変ですっ!」
いつになく差し迫った声とともに飛鳥が教官室へ飛び込んでくる。
「ど、どうしたんですか?」
「教室で喧嘩ですっ」
ポニーテールの美少女は、猫を思わせる美貌に真剣な表情を浮かべていた。
「けんか? どういうことですか?」
緊張感のある声音で問い返す薫だが、思わず飛鳥の姿に見入ってしまう。
陸上部の飛鳥は、すらりと引き締まった身体に、白の体育シャツと濃紺のブルマーをまとっていた。球技大会の準備をするために、一足先に着替えたのだろう。
伸縮性に富んだ白の体育シャツは、乳房のふくらみをはっきりと浮き彫りにしていた。その大きさは、桜子の並はずれた豊乳にはおよばないものの、三年生まで含めても上位に入るだろう。普段はブレザーによってそれほどは目立たないが、こうして体育シャツを身につけると、胸の豊かさが際立つのだ。
(ぼ、僕は何を考えているんだっ! こんな時なのにっ)
薫は慌てて目を背ける。
飛鳥の野性味ある美貌にほんの一瞬だけ悪戯な笑みがよぎった。
「とにかく、教室まで来てくださいっ」
手首をひっつかまれ、力まかせにぐいぐいと引っ張られる。
「えっ……? ちょっと待って……」
廊下を引っ張られている間も、ついつい飛鳥の尻肉へ目がいってしまう。
濃紺のブルマーに包まれた尻は、女性らしい丸みをしていながら美しく引き締まっていた。いつもはスカートに隠されている尻が、ブルマーを穿いているとはいえ、その丸みをあからさまにしているのだ。一歩ごとに小ぶりな美尻がくねる様は、薫を挑発しているかのようですらある。
ブルマーから伸びる脚も美しく引き締まっていた。走り込みによって鍛えられたのであろう脚は、野性味と女性らしさに満ちている。
猫科美少女の下半身に見とれているうちに、教室へ着いてしまった。
争っているような声は中から聞こえないが……。
「さあ、薫先生。喧嘩を止めてきてください」
飛鳥に背中を押された。
「えっ? で、でも、今は着替えの最中でしょ?」
球技大会の期間内は、各教室で着替えが行われる。女生徒全員を収容できる更衣室があるはずもなく、クラスごとに各々の教室で着替えるのだ。
「つべこべ言っていないで……」
立ちつくしている新任教師の前で、飛鳥は教室の扉をいきなり開け放った。
「さっさと教室に入ってくださいっ」
薫の尻に蹴りを入れる。
「うわっ……」
突き飛ばされた薫は、飛び込むようにして教室内へと入っていった。
着替え真っ最中の教室内へ。
そこでは年頃の少女たちが、異性の目がないという大前提のもとで、下着姿をさらしていた。薫の目に映ったのは色とりどりの下着をつけた女生徒たち……。
下着姿の女子校生たちは、何事かという眼差しで闖入者を見つめた。
不気味なまでの沈黙が教室を満たした次の瞬間……。
「きゃーっっっっっっ!」
耳をつんざくような悲鳴が一斉に上がる。
「ち、違うんですっ。これは違うんです……」