「んああぁっ」
歓喜の悲鳴とともに、細身の肢体がびくんと反り返った。じれったい刺激に欲求不満を募らせていた女唇は、いきなり直接的な刺激を与えられて歓喜の涙を流す。
綿素材の白下着は、姫肉口からあふれ出た蜜汁を素直なまでに吸い取った。股布が二重になっている部分に、あからさまな濡れ染みができてしまう。
「これはどういうわけですか?」
恥ずかしさに耐えかねたとでもいうように、桜色に染まった美貌が背けられた。
「由香里くんのここ、生暖かい湿り気を帯びているようですが」
薫は、由香里の恥じらう姿に胸を高鳴らせながら、姫肉門を執拗に検査している。
(恥ずかしがっている由香里くんを見ていると、もっと啼かせたくなっちゃうよ)
女花門の合わせ目へ股布ごと指腹をめり込ませて、くりくりとこねまわしたり、秘めやかな縦溝をまさぐったりした。保健体育で会得した指づかいを駆使して、眼鏡美少女の恥ずかしい盛り上がりをじっくりといたぶってやる。
「ああぁ、んんっ、んはあぁ……」
従順にスカートをまくり上げたまま、由香里は身をくねらせていた。
牡の欲望がこもった指先で揉みまわされるとさらなる快楽を味わわされ、なおのこと蜜汁があふれてくる。指腹でこねまわされるたびに濡れ染みは大きくなってゆく。
「真面目で勉強熱心な由香里くんでも、ふしだらなことを考えているようですね」
「それは……薫先生があそこを……んっ、ああぁ、あん……」
言い訳の罰だとばかりに、薫は一層の淫靡さで姫肉門をこねまわした。
股布の二重底部分は滴るほどに濡れそぼっており、指先には熱い湿り気を感じる。
「校則通りの下着を穿いてはいても、こんなに濡らしていてはお仕置きが必要です」
「そんな……。許してください……」
眼鏡の向こうから薫を見上げている瞳は、ひそかな期待と興奮に濡れ潤んでいた。
「机に両手をついて、お尻を後ろへ突き出してください」
「は、はい……」
熱のこもった息づかいで返事をし、眼鏡の美少女は素直に従う。
華奢な身体を屈めて長机に両手を置き、スカートに包まれた尻を後ろへと差し出した。まるで、お尻にお仕置きをしてくださいと言わんばかりの姿勢である。
手足を縄で縛られて、その姿勢を強いられているわけではない。薫への想いと淫らなお仕置きへの期待が、見えざる鎖となって由香里の心を縛っているのだ。
「これが、お仕置きを受ける時の基本姿勢です。由香里くんだけではなくて、飛鳥くんも桜子くんもよく覚えておくように」
ポニーテールの運動美少女と、長い黒髪のお嬢さまとは、自らの手でスカートを持ち上げて下着をあらわにしたまま、ことの成り行きを見守っていた。
「あんな姿勢を思いつくなんて……。すっかり保健体育に慣れたみたいですね」
飛鳥は、興奮の面持ちをしながら太腿同士をこすり合わせている。
「破廉恥ですわ。このようにふしだらなお仕置き、絶対に許しませんわ……」
桜子も、濡れた眼差しで薫を睨みつつ腰をもじつかせていた。
眼鏡をかけた美少女が薫の生徒指導によって啼き悶えているのを目の当たりにして、飛鳥も桜子も倒錯の高ぶりに見舞われているらしい。
股間の底では女陰門が淫らなうずきを訴えて蜜を滲ませつつあるのだろう。
とはいえ、それを確かめるのは由香里へのお仕置きが済んでからだ。
「普段の生活態度に免じて、あまり厳しいお仕置きはしないであげます」
薫は、目の前に差し出された尻肉を撫でまわす。
「んっ……んうぅぅ……」
かすかな呻きをもらして身をよじっているものの、由香里は机に置いた両手を離そうとはしない。むしろ、わずかながらさらに尻を後ろへ突き出した。
小ぶりな尻肉をじっくりと撫でまわしてから、スカートをまくり上げてやる。
白下着にしか包まれていない尻肉が、薫や女子校生たちの前にさらけ出された。
「十発くらいのお尻叩きで許してあげましょう」
「そんな……。十発なんて、耐えられません……」
お尻を後ろへ突き出した姿勢のまま、眼鏡娘は身を固くしている。
「もし姿勢を崩したら、お尻叩きを追加しますよ」
下着越しにお尻の丸みを味わい、割れ目までまさぐり上げてやった。
由香里は小さな呻きこそもらしたが、それでも両手を机についたまま。
どんなに淫らな悪戯をされても従順な眼鏡娘の姿に、薫は男根を強ばらせている。
「それではいきますよ」
大きく手を振り上げ、一枚の下着にしか守られていない尻を目がけて打ち下ろす。
ぱしっ。
ある程度の手加減をしたとはいえ、肉を打つ音が生徒指導室に響く。
「はあぁぁっ」
高い声とともに由香里は背中を反り返らせた。
眼鏡の奥でまぶたをぎゅっと閉ざし、お尻から響いてくる痛みをこらえている。
「どうですか? お尻を叩かれた感想は」
打ったその手で尻肉の丸みを撫でまわし、谷間を深々となぞり上げた。痛みを慰撫するというよりも、牡欲のままに貪るような手つきでまさぐってやる。
(痛みの啼き声だけじゃなくて、別の啼き声も聞いてみたいな……)
眼鏡女生徒は、ほのかに赤らんだ顔をうつむかせて肩をふるわせていた。
「んっ、んうぅ……んんっ……。お尻……許してください……」
お尻の痛みよりも、その谷間をまさぐられる恥辱をこらえているようだ。