女子校生令嬢たちの淫らな保健実習

「ほら。恥ずかしがっていないで、脚を広げて」

耳元へのささやきにうながされて、令嬢はためらいがちに太腿を広げていった。

「いくら立派な淑女になるためとはいえ、恥ずかしいものは恥ずかしいんですの」

冷ややかで気高い美貌を赤らめながら、脚の間の秘めやかなところをあらわにする。

そこに穿いている下穿きは、ブラジャーと同じく純白のもので、やはり優美なレース飾りが施してあった。淑女の気品と大人の女の艶麗さとを兼ね備えたものだ。

だが、姫唇があるとおぼしき股布の底部は、清らかな令嬢にあるまじき有り様になっていた。ふっくらとした縦長の盛り上がりができたところに、あからさまな濡れ染みができているのだ。処女姫唇からもれ出た蜜汁が、股布の染みとなったのである。

「わ、私ったら……いつの間にこんな粗相を……?」

黒髪の令嬢は、大きく股を広げたまま、紅潮した美貌を両手で覆い隠した。

「心配しないで。健康な女なら、えっちなことを考えるとあそこが濡れてきちゃうの」

「私はそのようなふしだらなこと……」

「昨日だって、下着を濡らしていたんじゃないの?」

飛鳥の右手が、股布に浮き出た盛り上がりをとらえる。指腹をめり込ませてぐりぐりこねまわすと、そこにできた濡れ染みは見る見るうちに広がっていた。

「あひっ、ああん……。そ、そこは……そこは許して……んあぁ……」

めり込んだ指腹でこねまわされるのに合わせて、桜子は歓喜の悲鳴を上げる。艶やかで長い黒髪を振り乱しながら、女の喜びに悶えていた。

「桜子のあそこ、薫先生に見ていただきましょう」

猫科美少女の両手が、優美な下着の腰まわりに引っかけられる。

「は、恥ずかしいですわ……」

気高い令嬢は、赤らんだ美貌に両手をあてがったまま身をくねらせていた。艶のあるまっすぐな黒髪からわずかにはみ出た耳も、真っ赤に色づいている。

「一人前の淑女は、これくらいのことで恥ずかしがったりしないものよ」

処女姫唇を守っている純白の下穿きを、飛鳥はゆっくりと剥き下ろしていった。

股布がめくれて、へそよりも下の秘め肌があらわになる。さらにずり下ろすと黒い翳りまでが見えてきた。姫花を視線からさえぎるための下草──つまりは陰毛である。太く縮れた恥毛は、桜子の毛髪に劣らないほど艶やかであった。抜けるように白い秘め肌と艶やかに黒い陰毛との対比は、淫らで妖艶な美しさを放っている。

「いやっ……」

下穿きの腰まわりが太腿の付け根を通過すると、股間の恥ずかしいところは余さずに露出してしまう。黒く縮れた下草の中では姫肉門が息づいていた。

くすみひとつない姫肉門はかすかに割れほころんでおり、薄紅色の秘花が咲いている。飛鳥の女花弁がその縁にわずかながら色素を沈着させていたのに対し、桜子の姫花びらは純真無垢な薄紅色。まさに処女といった感じのたたずまいだ。

「ああぁ……。薫先生……。そんなにまじまじとご覧にならないでください……」

たとえ両手で顔を覆ってはいても、股間の姫花は男の視線を感じてしまうらしい。

「こんなにきれいなあそこだもの。男なら誰だって見入っちゃうよ」

飛鳥は、純白の下穿きを足首の片方から抜いた。反対側の足首からは抜かず、ふくらはぎの上あたりへ絡みつかせたままにする。

つい今し方まで令嬢の股間に喰い込んでいた下穿きは、視線から姫唇を守るという本来の役目を解かれて、淫らな装身具へと堕ちていた。ふくらはぎにまとわりついた下着は、股間に何も穿いていないことの証として男の欲望を煽っている。

「中身も見てもらいましょう」

飛鳥は令嬢の腰に右手をまわして、股間の底にある姫肉門をとらえた。

肉厚の盛り上がりに人差し指と中指を押しあてがい、ぱっくりと割り広げる。

「んあぁぁっ……」

半開きの唇からあふれたのは、最も秘めておきたいところを開帳されたがゆえの悲鳴。と同時に、割りくつろげられた姫肉門から牝欲の汁がとろりとあふれ出た。

「どうですか、薫先生? 桜子ってば、こんなに濡らしているんですよ。ここまで発情している女の子を放っておくのは、かえってかわいそうだと思いませんか?」

薫は、割り広げられた処女秘唇に見入っている。

(こ、これが……桜子さんのあそこなんだ……)

下腹部も肉門の肌も、初雪のように真っ白だ。肌の白と陰毛の艶黒とが互いを引き立て合っている。姫陰門の合わせ目からはみ出ている花びらはきれいな薄紅色。

だが、肌や秘粘膜の色合いこそ初々しいが、姫花弁の咲きようは処女にふさわしからぬものであった。

二枚の花弁は左右に咲きめくれており、まだ男性を知らない処女肉穴をさらけ出している。その上の方にある陰核は、淫らな興奮に身をふくらませていた。普段は奥ゆかしく包皮の中に隠れているのに、勃起して大きくなった陰核は物欲しそうに顔を覗かせている。生まれてより一度として開かれたことがなく、純潔の封印が施されている肉穴は、ひくひくと収縮をしながら発情の蜜汁を垂れ流していた。

まるで、これから為されようとしている特別授業を待ちわびているかのようだ。

なまじ清楚な色合いをしているだけに、その姫花が咲き乱れた時の艶麗さは計り知れない。薫の勃起中枢はしたたかに刺激され、男性器は痛いほどに強ばってしまう。