女子高生メイドと穴奴隷女教師

「さあ、それじゃあ、くるみ、今から可愛がってイジメテやるぞ。いつものようにお願いをするんだ」

そこで、透はビデオカメラを持ち、録画している女教師を一瞥した。一方のくるみは、真菜美には目にもくれず、頬だけでなく、縛り上げ、吊るされた全身を上気させたまま、うなずく。

「はい……ッ、御主人様……。このイヤしくて……、イヤらしい……、メスドレイに……、その……、さもしくて……、イヤしい……、お尻のアナに……、お仕置きを……ッ、ご褒美を……ッ、カンチョウしてくださヒ……ッ!」

くなくなッ。

──!!──

くるみの言葉、お願いに真菜美の心臓は、その胸郭で跳ね上がった。SMのコトなど、通り一ぺんのコトしか知らない、美貌巨乳の若い女性教諭にとって、この中学生と高校生の男女カップルの間の行為はすでに常軌を逸していた。真菜美の驚きなど、無視スルーして透がさらに言葉を重ねる。

「よしよし、それじゃあ、くるみの大好きな浣腸をシてやるからな」

透はそこで言葉を切り、うつむき加減にしている、可憐な女子高生メイドの前髪から額を持つようにして、その整ったおもざしを上げさせ、表情をのぞき込む。

「それで、くるみは、どんな浣腸をシてほしいんだい? 言ってごらん」

ぱぁぁぁッッ。

中学生男子ちゅうぼうの言葉に、くるみは頬を燃やす。

まるで、そこだけ夕陽が当たったかのような鮮烈さだった。

『この、グラビアアイドルだけじゃなくって、女優としても生活できるんヤッていけるんじゃないの?』

恋をする少女の、まぶしいまでの魅力に真菜美はそう感じずにはおれない。

「ああン……ッ、御主人様の、イヂワルぅ……ッ」

くなくなッ、くなくなッ。

くるみは不自由な肢体を揺すっていた。しかし、その鼻にかかった泣き様、悶えっぷりは、絶対に、心底嫌がっているモノではなかった。残酷な御主人様に対して甘え、意地悪を悦び、さらなる被虐をねだる、媚び、へつらいがはっきりとあった。

「ワタシの気持ちなんか……、とっくに……、ご存知のクセにぃ……ッ」

くるみはそこで凝固したように身動きできないまま、録画を続けている真菜美を小さく見やった。

──!!ドキンッ!──

何故だかわからない理由で真菜美はあわてドギマギした。

御主人様アナタは、そこの女教師オンナに、「こんなエネマされる場合はどう言えば、良いのか」教えてやりたいのね』

『……いいわ、それが御主人様アナタの望みならば』

『たっぷりと、見せつけてやるわ』

『そこの女教師オンナが逃げ出すくらい、派手どギツくに見せつけてやる』

恋仇を見やる冷たい視線の後、くるみは正面の透を見やり、その大きく黒い瞳を潤まウルウルさせながら、さらに鼻にかかった、甘ったるい声を上げた。

「うんとキッツい浣腸を……、たっぷりと……ッ、くるみの……ッ、さもしくて、イヤしいアナに……ッ、お尻のアナにひ……ッ、ウンチのアナに……ぃひ……ッ、流し込んでヤッてぇぇ……ッッ!」

びくびくッ、びくびくッ、びくびくびくくッッ。

くるみは自分自身の言葉のイヤらしさ、変態キチガイっぷりに昇りつめたイッテしまったかのように、不自由な肢体をわななかせる。

「……!」

「……………!」

真菜美は、可憐で若い、美少女メイドのあまりの異常さ、それに妖しいまでの魅力に幻惑されたかのように声を出すことすらできなかった。まるでビデオカメラの三脚いちぶのようになってしまった真菜美だった。

うふふふッ。

そんな担当教師の前で、教え子の中学生男子ちゅうぼうが、目を不気味に輝かせて嗤う。

「よぉし、それじゃあ、お望みの浣腸モノをシてやろう」

──!!ヒッ!──

真菜美は、透が構えたモノに息を呑んだ。それは円筒形のシリンダー型浣腸器だった。しかも大きい。真菜美の上腕部よりも大きく、1リットル以上の容量はありそうで、とても人間に対して用いる浣腸器モノには見えなかった。

「あああ……ッ♡」

美少女メイドの熱い、期待に満ちたため息が、真菜美の耳朶を撃った。

「……そ、ソレでなさるのですか?」

可憐なメイドが何本もの針が突き立った乳首をさらに尖らせ、膝小僧をこすり合わせるように身を揉む。

つぅぅぅ──ッ。

前掛けエプロンからしなやかにのびる白くなめらかな内腿を、白い粘液が伝わり落ちていく。

──!!ドキンッ!──

(そ……ッ、そんな……ッ!)

バカなッ、と言いたいのに、真菜美は声を出すことができない。この少女は、あの巨きな医療器具で浣腸される行為を、いや責め嬲り、拷問を本当に、本心から望んでいる、肉体カラダが望んでいるというコトなぞ、常識人である真菜美には理解も、納得もできようはずがなかった。

うふッ、うふふふふッッ。

真菜美の教え子がいかにも楽しそうに嗤う。

「ああ、そうだよ。くるみが大好きな、この家畜用の、ブタ用の器材エネマジリングでカンチョーしてあげるからね」

「あああ……ッ」

その声は震え、果てるようだった。

嬉しい、と女子高生メイドがいてイた。その大きな黒い瞳はトロけ、熱い期待にぬかるんでいた。しかし、真菜美が驚くのはそれからだった。

録画機材の一部と化したような真菜美の前で、あらかじめ透明なシリンダーいっぱいに薬液を満たしていた医療器具を両手に持ちながら、透はくるみの背後に回った。