女子高生メイドと穴奴隷女教師

「うん。『センパイ』よりも、『お姉サマ』の方が良い。これから真菜美オマエは、くるみコイツのコトを『お姉サマ』って呼ぶんだ。いいな、真菜美センセイ?」

──!!!──

教え子の発言、いや、命令に真菜美は衝撃を覚えた。

なぜなら、一〇近くも年下の少女を「センパイ」ではなく、「お姉サマ」と呼ぶことは、真菜美にくるみに対する、いっそうの従属をいるコトを意味するからだ。

また、真菜美がくるみを「お姉サマ」と呼ばせる行為は、真菜美に、先輩後輩という、透に仕えた過去の経験の差を表すだけでなく、性能や忠誠心の差をはっきりと示し、『真菜美オマエは二番目のアナに過ぎない』『真菜美オマエくるみコイツよりも劣っている』と序列を明言したに等しい。真菜美自分が、一〇近くも年下の少女よりも、若さだけでなく、技術や忠誠心において劣っているのは認めざるを得ないが、それを日々、平素から口で表現しなければならないのは屈辱以外の何物でもなかった。聡明で美しく、それにふさわしい自尊心プライドを培ってきた真菜美にとっては、いまだかって経験したことのない、屈辱であり、恥辱だった。

しかし、御主人様である教え子に対して、奴隷、いや、二番目のアナに過ぎない真菜美に逆らうすべはなかった。受け入れるしかなかった。

ぶるぶる、わなわなッ。

屈辱と怒りに総身を震わせながら、真菜美は言い直した。言い直さざるを得なかった。

「そ……ッ、そ……ッ、それでは……ッ、それでぇわ……ッ、お姉サマからお教えいただきました、つたない芸を披露させていただきます……ッ」

満足そうにうんうんと、真菜美の教え子がうなずき、真菜美にさらなる恥辱を促す。

かぁッ!

その傲慢な態度に真菜美は頰を燃やした。

屈辱に眩暈を起こしかけウロがキそうになりながら、真菜美は教え子の前で身体を半回転させた。そして、短い、短すぎるプリーツスカートをまくりあげながら、上半身を前のめりに倒す。

ふぁさッ。

メイドの衣装の短いスカートの裾がめくれて、その端が真菜美の裸の胸肌、逆向きに垂れ下がる乳房の裏側に当たってチクチクする。その痛みとも痒みとも知れぬ感覚が真菜美に、この今の事態が「夢でも、幻でもなく、現実のでき事だ」と教えていた。

「ほぉ」

真菜美の教え子は小さく目を見開いた。

かぁぁぁッッ!!

教え子の声と視線に真菜美の頰はさらに熱く燃えあがる。

真菜美は下着を、パンティーをつけさせられていなかったのだ。

アナわたしたちには御主人様が望まない限り、人間らしい衣装そんなモノは不要だわ』

下着そんなモノよりも、御主人様に、より早く奉仕できる態勢、姿勢の方が重要なのよ』

『全裸ではなく、メイドの衣装を着ているのは、御主人様に忠誠を表すため。そして何より、御主人様がそう望まれ、一番目のアナである私が望んでいるからよ』

そう教えられた、教えてくれた、いや、教えていただいた、〝お姉サマ〟メイド・くるみの言葉が、真菜美の耳奥に蘇ってクる──。しかし、それでも、女性として最も秘めやかな、恥ずかしい、隠しておきたい箇所をさらけ出す真菜美の脳裏が屈辱と羞恥に真っ赤に染まるのはどうしようもなかった。

今の真菜美は下半身丸出し、いいや、それ以上の恥ずかしい、破廉恥な恰好ポーズをしていた。肉体カラダを前のめりに二つに折り、股覗きをしながら、両手で自分の臀房を掴んで割り広げ、鼠蹊部から股間をさらけ出している。かろうじて恥毛に覆われているとはいえ、真菜美の教え子からは排泄器官から、女性器までが丸見えになっているに違いなかった。

ひくひくッ、ひくひくッ。

天井から明かりを浴びて、菊の花を思わせるすぼまりが、女教師の最も高い位置トコロで小さくあえぎながら、のたうっていた。真菜美はくるみから借りた、白と黒のゴスロリ調のメイド服を着ていたが、今やその衣装は真菜美の肌を隠すモノではなく、乳房おっぱいや股座や双臀、秘部など、女性にとって最も隠しておきたい場所を強調してムキ出しにし、真菜美の成熟した肉体カラダ淫猥卑猥インワイヒワイに飾り立てる衣装モノに過ぎなくなっていた。

しかし、しかし、これで終わりではないのだ。まだまだ、続きがあり、もっともっと恥ずかしい、格好ポーズとり、もっと、もっと、もぉっっっと、恥をかかなければならないのだ。くるみに教えられた、これから先、真菜美がしなければならない行為コト、今よりはるかに恥ずかしく、破廉恥ハレンチな真似、変態アブノーマル極まりない行為を想像するだけで、真菜美は舌を噛み切りたくなる。いや、三日前の真菜美ならば、確実に間違いなく死を選んでいただろう。

『は……ッ、は……ッ、恥ずかしヒ……ッ! 恥ずかしくて……ッ、恥ずかしくて……ッ、死んじゃいたヒ……ッ! だけど……ッ、だけど……ッ、だけどぉ……ッ!』

羞恥に身をき揉みシ、自殺への衝動をこらえる、伊達メガネをかけた女教師の胸に妖しいときめきが沸き起こってクル──。

(真菜美にかけさせられた伊達メガネの鼻当てパッドには特殊な接着剤が塗りつけられていて、簡単に落ちることがないように細工が施されている)

『ほ……ッ、ホントウに……ッ、本当に恥ずかしヒのに……ッ、恥ずかしくて、恥ずかしくてッ、死んじゃいたヒほどなのにぃッ、頭がぼぉ~~ッとするぅ……ッ、シているぅ……ッ! あああ……ッ! むああァァ……ッ』