真菜美は伊達メガネの奥で長い睫毛をしばたたかせていた。
──さあ、真菜美、スルのよ──
何処からか、真菜美に痴虐露出を促す声がした。真菜美を狂わせ、破滅へと導く、悪魔の声だった。
ぶるぶるッ、がたがたッ。
しかし、その優しい声の主が、くるみであるのか、真菜美自身であるのか、真菜美にはわからなくなっていた。真菜美にわかっているのは、その声に絶対に従わなければならないコトであり、そしてその行為の果てに目眩く、肉の法悦が待っているコトだけだった。
はぁぁ……ッ。はぁぁ……ッ。はぁぁぁぁ……ッ。
しかし、今の真菜美にはそれだけで充分だった。
ごきゅッ。
真菜美は固くなった唾を飲み下すと、双臀を両手に掴み、股座の間、大きく垂れ下がった乳房の間から、メガネ越しに、自分の痴態を撮影している教え子に向かって叫び、腰を猥雑に振りうねらせた。
「御主人様、どうか、わたし、真菜美のはしたない、恥ずかしい、姿をご覧になって下さいませ♡」
くねくねッ、くねくねッ。
グイッ。
真菜美は股覗きをしたまま、腰を振りながら、自分の双臀を割り広げている指先に力を込めた。
むにゅッ。
「あヒぃッ!?」
途端に、腸奥でナニかが蠢く感触がした。
「おいおい」
真菜美の逆さまになった視界で、真菜美の教え子がソファに座ったまま、のけ反ろうとする。そんな少年のチンポをねぶりながら、真菜美の先輩メイド〝お姉サマ〟が囁く。
「心配ございません、御主人様♡」
ちゃっぱちゃっぷッ。
小さく赤い唇の周りを、自分自身の唾液にまみれさせたまま、透の陰茎を舐めねぶりながら、
「ウンコなんて、出てまいりません。何度も何度も洗浄しました。御主人様がお戻りになる直前にも、洗浄しましたので、何も残っていませんわ。ねえ、真菜美?」
年下の先輩メイドの、ねっとりとした、絡みつくような声と視線を浴びて、真菜美は伊達メガネを涙に曇らせながら、うなずク──。
「は……ッ、はヒ……ッ。はい……ッ、そのとおりです……ッ。お姉サマにたっぷりと浣腸シていただいて……ッ、お腹の中を徹底的に洗浄してもらい……ッ、(ぐすッ)キレイにしてもらいましたので……ッ、ウンコなんて……ッ、残っていません……ッ。あああ……ッ、あああ……ッッ!!」
くなくなッ、くねくねッ。
哭キながら真菜美は今日の午前中に、くるみから施された恥ずかしい訓練、調教を思い出して、その冴えた美貌に血を昇らせた。
『あ……ッ、あ……ッ、あンなに……ッ、あンなに……ッ、恥ずかしい……ッ、恥ずかしすぎる行為……ッ』
くるみは、今、真菜美が語った行為以上の調教を、真菜美に施していた。何度も何度も繰り返し真菜美に浣腸し、
ぢゅるぢゅるぢゅづづづンンッッ!
『おアッ!?』
排便させ、
ぶりィッ! ぶりばりッ! べちちちぃッ!
『イヤぁッ! 見ないでッ! 見ないでェェ~~~~ッッ!!』
その後で、医療用の拡張器を持ってきて、真菜美の肛門を割り広げ、
きりきりきりッ、きりきりきりりッ。
『ひぃっぐッ! かはぁッ』
『切れちゃうッ! お尻のアナ、千切れッちゃうぅ~~ッッ! あぐぅッッ! あがぁぁぁッ!! やめてえぇッ!! 痛ヒ、ッ!!!』
括約筋が今にも裂けてしまうような恐怖と激痛、それにお尻の穴が使用不能になってしまうような不安に、のたうち、あえぎ、泣き叫ぶ美貌・巨乳の女教師に、くるみは
『お尻の穴が痛いのは、お前が力を入れているからよッ! 肛門を千切りたくなかったら、ラクになりたかったら、大きく息をして、力を抜いて、お腹で呼吸するのよッ!』
と怒鳴りつけながら、真菜美のお尻の穴を広げるだけ広げ、そうして──。
ぴりぴりッ、めりめりッ。
『をごをっほッ! はガぁッ!!!? いッ! イヤぁぁッッ!!! ぐひひひひィィンンッ!!』
ぶるぶるッ、がたがたたタッ!
『なぁに、ほざいてんのッ! こんなに汚いモノをお尻の穴にためこんでおいてッ! 御主人様が気持ちよくお使いいただけるように、すべて剥しておきますからね♡』
真菜美の拡張されたお尻の穴の中、直腸をのぞきこみ、そのピンク色した粘膜に付着している異物、宿便を一つ一つを、ピンセットで丹念に剥ぎ取っていったのだ。
ぴりぴりッ、めりめりッ。
『あぐぅ……ッ、ぐふぅぅ……ッ! ぎひぃぃぃ……ッ!』
そしてその剥ぎ取った茶黒いモノをわざと真菜美の眼の前、鼻先に持ってきて、その異臭を嗅がせながら、感謝を強要する──。
ぷぅぅぅンンッ。
(おげッ! おげげげげッ!! ……グがッ! 臭ヒぃぃぃッッ! 臭くて臭くて、鼻が曲がっちゃうぅぅぅ……ッ!)
『あぐ……ッ、あぐあぐぐ……ッ。あああ……ッ、センパイ……ッ。私の……ッ、クッサい……ッ、くっちゃい……ッ、お尻の穴……ッ、オケツのアナにコビりついてイた、クソカスを……ッ、除去していただキ……ッ、ありがとうございますぅ……ッ』
(あああ……ッ、し……ッ、し……ッ、死んじゃいたヒ……ッ! 恥ずかしくて……ッ、恥ずかしくて……ッ、死んでしまいたヒ……ッ!)