「どうか……、くるみの……、オマ○コをご覧になって下さい……」
蚊の鳴き声のような、そんな小さな声でそう言うと、両手で乳房を揉みしだいたまま、くるみはこすり合わせんばかりに内向きになっていた膝を外側に広げ、そして背中と肩を冷たい鏡に預けて、腰を突き出していく。
すると──。
こぽりッ、と音がして、美少女メイドの秘裂から、白く濁った粘液がだらだらタラタラとこぼれ落ちてくる。
「あぅぅンン……ッ」
くるみは新たな涙に頰を濡らした。年下の御主人様と情を交わしあった痕跡が、白く滑らかな、まだまだ肉づきの薄い内腿をゆっくりと伝い落ちてくる感触にくるみは軽く身悶えし、眉宇をすぼめた。大粒の涙は、屈辱や羞恥よりも、愛する少年との性交の証をこぼしてしまう哀惜のために流されたように感じられた。
「くぅぅ……ッ!」
頤が跳ね上がり、細い喉頸がしなる。その細さと白さが何とも儚げで、幻めいて美しい。溢れくる涙が傷ついた乳房を濡らし、涙が傷口にしみこんでくる。
「くぅぅンン……ッ!」
くるみはさらなる激痛にむせび泣きながら、眉間に深く縦皺を刻む。そんな可憐極まりない、泣き、呻く美少女メイドに少年はさらに過酷な要求をする。
「そのまま、オナれ」
──!!!──
(し……ッ、し……ッ、正気ィ!?)
透の言葉に真菜美の心臓は、胸郭でひっくり返りそうになる。
しかし、しかし、可憐な美少女メイドは過酷な要求を新たな涙とともに受け入れる。
「は……ッ、は……ッ、はヒ……ッ。わかりました……ッ、御主人様……ッ。くるみ、オナニーさせていただきます……」
満面真っ赤にし、耳たぶまで熱く燃やしながら、くるみは、エプロンの端を噛みながら、片方の手で自分の傷ついた乳房を揉みしだいたまま、もう片方の手を下腹へと降ろしながら囁くように告げる。
「御主人様……ッ、どうか……、くるみが……、マンズリをコクところを……ッ、とくと、ご覧になって下さい……」
──!!!!──
美少女メイドの発言に、真菜美は危うく、ビデオカメラを落としかけてしまう。そんな真菜美の驚きを無視して、透が笑う。
「ああッ、見ててやる。録画してやるから、しっかりオナれ」
「は……ッ、はヒ……ッ、御主人様……ッ」
微かに笑うと、くるみは自分が言った通り、自分の性器に、自分の指を沈めていく。
くちゃッ。
「ああ……ッ!」
美少女のほっそりとした白い指先が、その少女の濡れ潤む陰裂に分け入っていく粘着音と、少女の嫋々たる呻きが、部屋と真菜美の聴覚に、異様にこだまする。
「もっと深く」
「は……ッ、はヒぃぃ……んんッ、御主人様ぁぁ……ッ」
黒と白のゴスロリ調のメイドの衣装を纏った半裸の身だけでなく、精神も羞恥に灼き、もがかせながら、くるみは自分の性器奥深くに、自分の指を沈めていく。
ぐちりゃッ。
「ああああ……ッ!」
先ほどよりも大きく、ぬかるんだモノ音があたりに轟き渡る。
「動かせ」
「ひゃ……ッ、ひゃぃぃ……んんッ、御主人様ぁぁ……ッ」
鼻にかかる、甘ったるい泣き声を上げ、美少女メイドはエプロンの端を甘噛みしながらおのが性器に、指を使う。
くちゃくちゃくちゃりッ。ぐぢゅぢゅぢゅッッ。
「あくぅぅぅ……ッ!」
びくびくッ、びくびくびくくッ、とゴスロリ調の黒と白のメイドの衣装が大きく、小さく、わななく。どろッどろに蕩けた少女の花蜜が溢れ出し、真っ白な内腿を浸していく。
「あああ……ッ、あああ……ッ」
その淫らな粘着感が少女の昂奮をよりいっそう高め、より大きな歓喜をもたらしてくれる。
「よおし、マ○コだけじゃなくって陰核をイジくってみろ」
「ふぁッ、ふあぃぃ……んんッ、御主人様ぁぁ……ッ」
黒と白の服従の衣装を纏った美少女メイドは「こんな状態でそんなトコロを刺激したら、いったいどうなってしまうのか?」を恐れる態で、震える指を、自分自身の陰核に近づけていった。とっくに、くるみの陰核は完全に勃起し、包皮から剥き出しになっている。
はあッ、はぁッ。はぁぁあ……ッ。
くるみは自分自身の状態、興奮に怯えつつも、その興奮に導かれるように自分自身の陰核を刺激し始める。
くにゅッ。くにゅりッ。
「ひぃ……ッ! ひぃぃンン……ッ!」
まず、くるみは親指と人差し指で勃起しきった陰核をつまみあげ、
くいッ。
「ひンッ! ひぃぃンン……ッ!」
揉みこすった。
くにくにッ。
「き……ッ! きひぃぃンン……ッ!」
美少女メイドの全身がぶるぶるわななキ、震え、大量の花蜜が溢れ出し、白い内腿をビトビトに濡らす。
「あは……ッ、あはぁぁンン……ッ!」
あまりの快感に、正常に呼吸できなくなる、メイドの格好をした可憐な女子高生に中学生が命令する。
「陰核だけじゃなくって、マ○コもホジくれ」
「はい……ッ、はいぃぃ……ッ」
くるみは自分の陰核を親指と人差し指でつまみ上げ、指の間でコスるようにして刺激し続けたまま、性器に、中指と薬指を沈める。