女子高生メイドと穴奴隷女教師

しかし、その頬を伝う涙の量と頻度があがり、女教師の悲哀と絶望を物語っていた。

ばちんッ!

「あああ……ッ」

真菜美は自分の下半身、特に下腹を締めつけていた衣装がゆるんだのを感じて、自分の下着がどうなったのかを悟った。悟らされた。悟らざるを得なかった。その真菜美の自覚と諦観をさらにあおるかのように、メイド服姿の美少女は、女教師の下腹から下に手を伸ばす。

真菜美のパンティーはパンティーストッキングごと腰骨あたりで切断されてしまっていた。くるみはさわさわと、真菜美のくさむらを掻き分け、パンティーの(残骸の)下に手を滑り込ませて、秘部をなぞる。

くちゃッ。

「あああ……ッ、イヤぁぁぁッッ! さッ、触らないでぇぇぇッ!」

男性からどころか、自分自身でもほとんど知覚したことのない、イヤらしい触れように真菜美は泣き叫んだ。

うふふふッッ。

くるみは嗤い、さざめきながら、真菜美の肉裂クレバスに指先を沈めようとする。

くちゃりッ。

「うぐッッ!」

びくんッ、びくびくッ。

真菜美はメイド少女の腕の中で、その女らしい肉体カラダを跳ね上げる。

(ううっ、こ……、こんなコトって……)

年下の少女からの愛撫という、想像もしなかった辱めに真菜美は唇を噛み締めた。今の今まで女性同士の同性愛レスボスなどというものは、真菜美にとって別の星の上での出来事のようなものだった。

一方のくるみは半裸の女教師を抱きながら、眉をひそめていた。当然と言えば、当然のコトだが、女教師の秘所はほとんど濡れておらず、受け入れ態勢が整っていないのだ。

(これじゃあ、挿入SEXするのは困難むつかしそうね)

くるみの念頭にあるのはもちろん、女教師に対する思いやりなどではまったくない。忠誠を誓う御主人様である、透の便宜=「挿入する苦労をさせたくない」があるばかりだ。

(まあ、泣き叫ぶソレなら、泣き叫ぶソレで、面白いけれど。うるさいのは鬱陶しいからね)

舌打ちをしようとしたくるみは、女教師の様子に気づき、邪悪な嗤いを閃かせた。

「センセイ、見えているのね?」

──!!──

視覚を取り戻していた美しい女教師は年下の少女に抱かれたまま、全身を強張らせる。

「イッ、イッ、いやぁぁ……ッ!」

メイド少女の指摘にうなずくこともできず、真菜美はいた。くるみは、二人の前で、ビデオカメラの液晶画面を観ながら、撮影をしたまま、おのが怒張をシゴキ続けている少年に目配せをする。

「うふふふッ、いかが、加納センセイ♡ センセイは今から、あのオチンポを入れハメられちゃうのよ♡」

──!!!──

真菜美はくるみに抱きすくめられたまま、全身を硬直させる。

「イッ、イッ、いやぁぁ……ッ! やめてッ! やめてッ! やめてぇぇぇ~~ッ!! お願いッ! 許してッ! 助けてぇぇぇ~~~ッ!!」

真菜美は必死になって、かぶりを振りたくった。

大粒の涙がいくつも宙を舞う。

くふッ、くふふふふッ。

「そんなコトを言っていられるのも今のうちよ。すぐに、気持ちよくなって、あの、ステキなオチンポのモノに、ドレイになっちゃうンだから」

くるみはそう言うと、ネタましくてネタましくてたまらないかのように、真菜美の乳房に爪を立て、ひねくる。

ぎゅぅぅぅッッ。

「うぐぅぅッ!! イッ、痛い……ッ!」

哀切な涙をこぼす女教師を横目に、くるみは長い睫毛をしばたたかせ、うなずいて、年少の御主人様をいざなう。

自分より年上──と言っても、ごくわずかにすぎないが──のメイド奴隷の合図サインを読み取った透は、ビデオカメラを操ったまま、近づいてくる。もちろん、自分の欲望を取り出したまま、シゴキながらだ。

「あはぁぁ……ッ! イッ、イッ、いやぁぁ……ッ! 来ないでッ! コッチに来ないでぇぇぇ~~……ッ!!」

ナニが近づいてこようとしているのか知りながら、そちらの方はまったく見ようともせず、できず、真菜美は、涙を千切ってかぶりを振りたくる。長く艶やかな黒髪が乱れる。

びくッ! びくびくびくッ!

オカに打ち上げられた魚さながらに、全身をうねらせる女教師を押さえこみながら、くるみは、透にさらなる接近を求める。

(そうよ、御主人様。もっと、もっと、近づいていらして。この女教師コイツに、御主人様アナタの逞しい、ステキなオチンポモノを見せつけてやって♡)

透はくるみに求められるままに、どんどん近づいてきて、ついには、ほとんど肌と肌が触れ合うまでになる。

「ひッ! ひぃぃぃ~~~ッッ!」

真菜美は悲鳴を上げた。

今から自分を犯すモノを顔前に突きつけられ、正気を失いそうになる。

眼を背けているものの、その邪悪な熱気、異臭。それをシゴく物音に真菜美は気がヘンになりそうだった。真菜美の上腕部近くありそうなソレは到底中学生のモノとは思えぬほどの威容を誇り、びくびく、びくびくと脈打ち、ソソリ立っていた。

しかし、メイド少女は違っていた。

怯え、おののき、身体ごと顔をそむける真菜美の肩越しに首を伸ばし、少年のイチモツに口づける。

ぶっちゅぅぅぅぅッッ。

──!!──

真菜美は息を呑んだ。

そうしてナニが行なわれているのかを悟った。

至近距離、本当に目と鼻の先で開始された行為フェラチオに、いやおうなく、真菜美の意識は集中させられた。メイド服を着た少女が、真菜美の肩越しに真菜美の教え子、その男性器イチモツに口と舌を使って奉仕、フェラチオしているのだ。