がたがたッ、ぐぁたがたッ。ぶるぶるッ、ぶるぶりゅりゅッ。
しかも、それらの一部始終を、三台のビデオカメラを用いて、完全に、克明に記録したのだ。
『あああッ! イヤぁぁ……ッッ! こんな場面を撮影しないでぇぇ……ッ! 撮影しちゃあ、イヤぁぁ~~~ッッ!!』
浣腸されたり、排便を強要されたりするばかりではなく、お尻の穴を思いっきり拡張され、その内臓を覗き込まれて、宿便を剥ぎ取られて、その様子をすべて撮影されて、真菜美は一〇も年下の少女に完全屈服した。せざるを得なかった。
そして完全洗浄されたお尻の穴を使った芸をスルために、種を仕込まれた──。
ぐいぐいッ、ぐぐぐぐッ。ぐきゅッ。ぐきゅぐきゅッ!
『あぐ……ッ、あぐあぐ……ッ。そ……ッ、そんな……ッ! そんな行為、できません……ッ! 許して……ッ。許してくださヒぃ……ッ!! センパァイッ!!』
大袈裟ではなく、本気で泣きじゃくって哀訴する真菜美に、年下の先輩メイドは可愛く笑って見せた。その愛くるしい様は、世界中、どこのメイド喫茶を探しても見ることができないほど魅力的で、可憐な、天使のような微笑みだった。
『ふぅん』
額の汗をぬぐいながら、くるみは笑う。
『わたしはやめても構わないのよ。「私は、御主人様に満足していただけるよう、精一杯努力しましたが、真菜美が本気でイヤがったから、訓練が中途半端で終わっちゃいました」って、御主人様に報告するだけなンだから』
──!!!!──
息を呑む真菜美に、世界中で一番魅力的で愛くるしいメイドの姿をした女悪魔が笑う。
『やめても構わないの?』
くすッ。
小さくはにかむような微笑みとともにくるみは続けた。
『そうなっちゃうと、御主人様のチンポが、味わえないわよ? 昨日、御主人様と私のSEXを見たンでしょう?』
くすくすッ。
勝ち誇ったように小悪魔が笑う。
あああ……ッ。ああああ……ッ。
真菜美は慟哭した。そして、自分の教え子と、この若く美しく可憐な女子高生メイドに見せられた、見せつけられて撮影させられた、昨夜の光景を思い出す。
くるみは美しかった。
人格をひとつ残らず否定し尽くされ、モノ扱いされ、肉体的にも精神的にも虐げられ、苛めまくられ、嬲り抜かれているのにもかかわらず(いや、だからこそなのか──?)、光り輝き、妖しいまでの魅力を放っていた。そして、そこには真菜美が見たことも聞いたこともない、ましてや経験したコトのない、例えようのない絶頂と法悦、快楽があった。それらばかりではなく、そこには牝の歓喜を超越した、生命の輝きそのものがあった。それに安らぎと調和があり、一種の悟り、涅槃めいてさえいた。
さらに二人の間の交わされる、深くて熱い、温かな情感に真菜美は完全に圧倒された。
それに比べれば、真菜美と婚約者の間の関係や想いなど、幼稚極まりなく、児戯のようにしか感じられない。
望まないはずがなかった。
憧れずにいられなかった。
一人の女性としてばかりではなく、一個の人間として、あるいは一つの生命体として到達できる、究極を叶えたかった。人間として人格を否定し尽くされ、奴隷以下、生き物以下に堕とされ、モノ扱いされ、そう宣告された果てに、そのような境地があるのは驚きだったが、それは否定できない、厳然たる事実だった。勿論、それは男性と女性がともに優秀な牡と牝とであり、その波長が完全に一致していなければならない、という奇跡のような前提があればこそなのであり、そのことも真菜美は理解していたが、求めずにおれなかった──。
『好きです』『愛している──』 言葉や肉体によるモノだけではない、魂と魂が溶け合うような交合──。
その存在を知った以上、真菜美は真実から眼を背け、ソコから逃げ出す行為など、できなかった。できようはずがなかった。伊達メガネをかけさせられた、美貌・巨乳の女教師は無上の快楽を求めて、大股開きして、股覗きをしたまま、尻を振り散らかした。
ぷるんッ、ぷるんッ。
同時に白と黒の、ゴスロリ調のメイド服から放り出された巨乳が大きく揺れる。
「あああ……ッ、あああ……ッッ」
真菜美は哭キながら、唇を開いた。
「あああ……ッ、御主人様……ッ、どうか、わたヒの……ッ、恥ずかしい……ッ、はしたない芸をご覧になってくださヒ……ッ。あああン……ッッ。うううンン……ッッ!」
真菜美は、その冴えた美貌に、頭が心臓より下になっている以外の理由でさらに血を昇らせつつ、泣きながら、爪の先が白くなるまで、指先に力を込めて、自分の臀房、鼠蹊部を割り広げた。
ぐにゅッ。ぐぬぬぬぬぬッ。
ひくッ、ひくひくひくくくッ。
今や、真菜美の肉体で最も高い場所にある、肉の菊の花びらがふっくらとふくらみ、その内側から外に向かって盛り上がり、ほころびようとしていた。
ぐずッ。
ぷぅすぅ──ッ。
ついに女教師の肛門が開キ、そこにためこまれていたオナラが漏れた。
「おいおい」