口づけ──。
ちゅちゅちゅッ。
『アッ、アナタたち、相思相愛じゃないのッ!?』
『わたしが、ココにいる必要なんてあるの!?』
そう問いかけたくなるほどの熱烈な親密さだった。
ちゅっぷッ、ちゅぷぷぷッ。
しばらくの間、互いの想いを交換し、確かめあった二人は、どちらからともなく、唇を離した。
透は自分の額でくるみの額を軽く小突いて囁く。
「さあ、くるみ、ハメてやろう」
「はッ、はい……ッ」
くるみはうなずきながら、声だけでなく、肉体を小刻みに震わせていた。
「御存分に、ハメまくってください……ッ、御主人様ぁ……ッ」
いじらしい美少女メイドに透は悪魔の吐息のような息を吹きかける。
「今度は後ろだ」
「はい……ッ」
くるみは新たな涙とともにうなずく。
「くるみの後ろのアナ……、お尻の穴に……、思いっきり吐き出してください……ッ」
ぱぁぁぁッッ。
羞恥に頰だけでなく、全身を火照らせる様子が愛らしい。
「じゃあ、後ろを向くんだ」
透の態度も優しく、穏やかだった。
「は……ッ、はい……ッ」
くるみは透の膝の上から降りると、白と黒のゴスロリ調のメイドの衣装を纏った半裸の身を半回転させる。そして、太腿の付け根近くまである、黒い長靴下を履いた長くすらりとした脚を大きく広げ、腰を突き出し、自らの両手で尻たぶを引き掴むようにして臀房の間を割り広げ、泣き叫ぶ。
「御主人様ッ、どうかイヤらしい私の、イヤしくさもしい、お尻の穴に、御主人様の逞しく、ステキなオチンポをハメて、精液を吐き出して下さヒッ!」
うふふふッ。
『よし、よく言った』
そう褒めて、平手打ちの一つも御褒美としてくれてやりたいところだが、そうもいかない。くるみの小さな手が邪魔しているのと、何よりも、美少女高校生のお尻には、透自身が刻み込んだ、平手打ちの跡が折り重なるようにあり、さしもの透も自重せざるを得なかった。無残に赤いお尻と、小さく華奢な白い手の対比がいっそう、痛々しさを際立たせていた。いたたまれなくなった透は、その真っ赤に傷ついた肉球にむしゃぶりついた。
ぶちゅぅッ。
──!!──
くるみは総身をわななかせた。
そして、愛する少年が何をしているのかを悟り、涙腺をゆるませる。
(ああン……ッ、御主人様ぁぁ……ッ!)
透にしゃぶられる傷口が心地よかった。
ぢゅるッ、ぢゅっるずッ。
(あウ……ッ!)
透が塗りつける唾液が皮膚全体に染み込んできて、美少女メイドの脳幹を痺れさせる。
ちゅっぷッ、なっぷッ。
透がくるみの左のお尻を舐めしゃぶれば、そちら側の乳房が重く垂れ下がるようになり、先端の乳首が固く尖り、透がくるみの右のお尻を舐めまわせば、そちら側の乳房が膨らみを増したかのように上下して、先端の乳首が熱く充血する。
今のくるみにとっては、透の唾液は透の愛そのもののだった。その唾液が傷に染み込んでくる痛さは、愛される悦びであり、女としての歓喜だった。
(あああ……ッ、御主人様ぁぁ……ッ! 御主人様ぁぁ……んんッッ!)
(も……ッ、もう……ッ、もぉう……ッ、わたヒ、どうなってもかまわない……ッ! この少年に愛されるなら……ッ、愛シてもらえるのなら……ッ、どうなってもイイひ……ッッ! たとえ、命を落とそうとも後悔なんてしないわ……ッ!! 絶対に……ッ!)
がくがくッ、がくがくッ。
死すら乞い願う美少女メイドの傷ついたお尻を舐めしゃぶりながら、透は指をその狭間に忍ばせた。
くちゅくちゅッ。
「あああ……ッ、あああ……ッ!」
(御主人様ぁぁ……ッ! 御主人様ぁぁ……ンンッ! そこは……ッ! ソコわぁ……ッ!)
くるみは耳たぶの熱さを自覚した。
くるみの秘裂は熱くなるだけ熱くトロけ、濡れそぼっていた。
ざわざわッ、きゅぽきゅぽッ。
くるみは自分の恥ずかしい肉襞が、愛する少年の指の侵入にざわめき立ち、まとわりついていくのを感じた。
うふふふッ。
ねちょねちょッ。ぎゅぽぎゅぽッ。
「あうっく……ッ!」
透は二本の指を軽く回転させながら出し入れし、その熱く粘っこい本気汁をからめとると、その指をそのまま、肉裂の上で、先ほどの排泄劇がウソのように縮こまっている菊のすぼまりにネジ込む。
にゅっちゅッ。
「はう……ッ!」
くるみは上半身をのけ反らせた。そして透の意図を悟った。透は、肛交を前に、くるみの愛液を潤滑油代わりにして、肛門を柔らかく、ほぐそうとしているのだ。
(はい……ッ、御主人様……ッ♡)
くるみは身も心も、何もかも捧げ尽くす心境で、全身の、とりわけ鼠蹊部の緊張を緩めた。
ぐちょぐちょッ。ぐちょぐぢょッ。ぐぢゅぐぢゅぐぢゅぢゅッ。
「ひぃぃ……ッ! くひぃぃ……ッ!」
透は指を三本に増やし、回転させながらネジこんでは、最も深くまで到達した地点で指を蠢かせる。
「をほぉ……ッ♡ はぁぁ……ッ! はぁぁぁンン……ッッ♡」
(あああ……ッ! 御主人様ぁぁ……ンンッ! 御主人様ぁぁ……ンンむむむッ!)
がくがくくッッ。
くるみは脳天まで響いてくる快感に総身をわななかせていた。
透にお尻だけでなく、頭の中にまで穴が穿たれていくような気がしていた。