ぐんぐんッ、きゅぽきゅぽッ。
「…………」
真菜美はなぜ、美少女メイドが凶暴な便意に責め立てられ、それを堰き止められる苦痛にのたうち哭キながら、愛を告げているのかわかった。少年を説得しようというのではない、また少年に理解してもらおうと努力しているのではない。苦痛と快楽の狭間で、失神しかけながら、自らを鼓舞しようとしているのだ。
「まったく、くるみは可愛いなあ」
透はひょっとしたら「は可愛い」ではなく、「にはかなわないなあ」と言ったのかもしれない。そうは言わなかったかもしれなかったが、そう言いたかったのかもしれない。
ちゅッ。
表情を崩しながら、透はくるみに口づける。
「……そんなふうにされると、また人間を信じたくなるじゃないか」
透はそうつぶやいたのかもしれないが、真菜美にははっきり聞き取ることはできなかった。後日見た、真菜美が録画したその場面でも確認できなかった。ひょっとしたら誰かが(おそらくは透自身が)消去か加工したのかもしれないが、真菜美は疑惑を持ったままで、透に問いただすコトはしなかった。なぜだか、なぜだか、わからないが確認することが憚られたのだ。
透は、縄と縄の間からくびり出された、くるみの、白い乳房を掴み上げ、
ぎゅぅぅッッ。
「あうぅぅッ!」
塞がりかけた傷口から新たな鮮血をしぶかされて、眉をひそめてしまう美少女メイドの可憐な、形の良い乳房を舐めしゃぶる。
ぴちゃぴちゃッ、くちゅくちゅッ。
「あくぅぅッ!」
愛する少年の唾液が染み込んでくる苦痛と歓喜に、くるみはその少年の膝の上で伸び上がるようにして、背筋を震わせながら、哭いた。
びくッ、びくびくびくくくッッ。
陸に打ち上げられた魚さながらに総身を波打たせて、自分を締めつけてくる美少女を透はがばりと抱き締める。そうして、ひくひくッ、ひくひくッ、とのたうっている、肛門にぎっちりと食い込み、猛烈な便意を塞いでいる栓をしっかりと握ると、揺さぶりあげる。
ぎゅぽぎゅぽッ。
「あぎょぉぉ……ッ! あぎぎぃぃヒ……ッ!」
可憐な女子高生がごぽりッ、と泡を吹いた。
美少女メイドの目が大きく開かれ、白目を剥く。
「ご……ッ、ご……ッ、御主人様ぁ……ッ、ソコわ……ッ、ソコは……ッ、勘弁してぇぇぇ……ッ!」
あぐッ、ふぐあぐぐッ。
本当にアワを吹き、失神寸前になりながら、死の物狂いになって奉仕をする美少女メイドを抱き締め、その耳元で嗤いながら、少年が囁く。
くくくくッ。
「くるみサンのお腹が鳴っているのがよぉくわかるよ」
「あああ……ッ、あああ……ッ。そ……ッ、そんなぁ……ッ」
くるみの〝愛する〟少年が、御主人様がくるみの腹鳴り、腸の蠕動、それに苦しみを面白がり、楽しんでいるのだと知らされて、美少女メイドは唇の端にアワの跡をこびりつかせたまま、呻いた。
「あうぅぅ……ッ、あぐぐぐぅぅ……ッ」
ぐすんッ、ぐすんッ。
とめどなく溢れる涙と、尽きずしぶく汗が美少女メイドを可憐に、そして惨たらしく彩っていた。
「さあ、頑張るんだぞ、くるみぃ」
透はくるみをしっかり抱き締めたまま、突き上げ始める。
ずんずんッ、ずんずんッ。
「ひぃッ! ひぃぃッ!」
金切り声の悲鳴を上げながらくるみは白と黒のメイドの衣装、それに大粒の涙と大量の汗をまとわりつかせたまま、のたうった。のたうち回った。のたうち回された。凶暴な便意と、それを堰き止められている苦痛。それと年下の少年から与えられる快楽が渾然一体になって、くるみを責め立て、急き立てる。くるみの、こめかみの血管はブチ切れそうになっていた。
ふふんッ。
少年が嗤い、そして語りかける。
「『ボクを愛している』と言うのなら、それを証明してみろ」
ぴくッ。
透の言葉に美少女メイドの表情が動く。
「あうっぐ……ッ、ひッぐぅぅ……ッ!」
くるみは鼻で泣きじゃくり、ふげふげのたうち泣きながら、白目を剥きつつ、半ば以上気絶したまま、ありったけの力で少年を締めつける。
ぎゅッむッ。ぎゅっぽッ。
くくくくくッッ。
透が悪魔のように嗤う。
「なかなかヤルじゃないか。流石はアイのチカラ」
美少女メイドの懸命の献身を嗤い捨てながら、透は少女の華奢な肉体を使って、自らの快楽を追求する。可憐な美少女の排泄器官に挿入された栓をぐりぐり、ぐりッ、ぐりッと動かし、
「えぐぐぐ……ッッ! がはは……ッ!」
膣腔のさらなる締めつけを要求し、縄と縄の間からこぼれ出た、傷ついている乳房を揉みしごいては、
ぎゅむぎゅむッ、ぎゅむぎゅぐぐッ。
「あぐむぅ……ッ! あぎょぉぉ……ッ!」
流血と肉体の痙攣を強要する。
ぴりぴりッ、わなわなッ。わなわなわなななッ。
白と黒のメイド衣装で飾られた、美少女高校生のなよやかな全身にいくつもの痙攣が同時多発的に起こったように波打ち、重なり合って広がっていく。
うふふふッ。
さらに、透は唇を重ねると、
ぶちゅッ。
「あむ……ッ」
自分の舌をくるみの口内に送り込み、そこいら中を舐め繰り回す。